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お結び様から嬉しい嬉しいリクエストをいただいちゃいました!
ありがとう!!!!!できるだけ頑張って書きます!書き直し可!何度でもかきなおすぜ🤩
リクエスト:「中→→→→→(←←)太みたいな感じの監禁中太をリクエスト」
ヨコハマの租界近く、地図にも載っていない古い石造りの地下室。そこは、外界の喧騒も、ポートマフィアの血生臭い抗争も、武装探偵社の正義感も一切届かない、中原中也が作り上げた「聖域」だった。
重厚な鉄扉が開くたび、冷え切った空気がわずかに揺れる。中也が足を踏み入れると、部屋の奥、豪華すぎるほどにしつらえられた寝台の上で、白い影が小さく動いた。
「……よぉ、太宰。いい子にしてたか」
中也の声は、かつての相棒に向けるような粗野な響きを捨て、どこか壊れ物を慈しむような、狂気を含んだ熱を帯びている。 太宰治は答えなかった。いや、答えられなかった。
彼の四肢には、細く、けれど絶対に断ち切れない特製の鎖が繋がれている。かつてヨコハマを奔放に駆け抜けたその脚は、もはや歩き方を忘れたかのように、柔らかなシーツの上に投げ出されていた。
「…………」
太宰は、中也の足音に合わせて、ゆっくりと顔を上げた。 その瞳は、深海のように暗く、何も映していない。かつての彼が持っていた、世界を冷笑するような鋭い知性は、中也という絶対的な主主による徹底的な管理と「再調律」によって、ドロドロの愛着へと溶かされていた。
中也は寝台の端に腰を下ろし、太宰の青白い頬を指先でなぞる。 太宰はその感触を拒むどころか、猫のように自らその掌に顔を寄せ、微かに目を細めた。
「……ちゅう、や……」
掠れた、壊れた笛のような声。 太宰は知っていた。中也が自分をここに閉じ込め、外界との繋がりをすべて断絶させたことを。 中也の愛は、もはや「執着」という言葉すら生温い。それは、太宰治という存在を粒子の一つまで分解し、自分の所有物として再構築しようとする、悍ましいほどの独占欲だ。
中也は太宰を抱き上げ、自分の膝の上に乗せた。 太宰は無抵抗に、中也の首筋に顔を埋める。中也の纏う煙草と革の匂い。それだけが、今の太宰にとって唯一の「酸素」だった。
「なぁ、太宰。外はもう、お前のことなんて誰も覚えてねぇよ。……探偵社も、あの虎のガキも、お前は死んだと思ってやがる」
中也の言葉は、鋭い刃のように太宰の心を切り裂くはずだった。 だが、今の太宰にとって、それはこの上ない「甘美な子守唄」に過ぎない。
(……あぁ、嬉しい。……私には、もう、君しかいないんだね)
太宰の心根にある「死」への渇望は、中也の過剰な愛によって変質していた。 中也に飼い殺されること。 中也という重力に、永遠に自由を奪われ、押し潰され続けること。 それこそが、太宰が人生の最果てに見つけた、唯一の安らぎだった。
太宰は、自分の首に巻かれた皮製の首輪――中也の手によって付けられた、絶対的な隷属の証――を、愛おしそうに指でなぞる。 中也はそんな太宰の頭を乱暴に、けれど決して離さないという決意を込めて抱きしめた。
「お前は、俺の隣で、一生腐っていけ。……俺が許すまで、死ぬことも、消えることも、俺以外に触れられることも許さねぇ」
「……うん、……中也……。……嬉しいよ、……私は、……君だけの、……お人形だから……」
太宰の瞳に、微かな、けれど狂気じみた光が宿る。 中也の向ける重すぎる愛に対して、太宰もまた、底なしの依存で応えていた。 二人の間に言葉はいらない。 監禁という名の救済。依存という名の支配。
外界の光が一切差し込まないこの地下室で、二人の怪物は、互いの傷口を深く噛み締め合いながら、永遠に終わることのない心中を続けていく。 どちらかが息絶えるその瞬間まで、あるいは、世界そのものが滅び去るその時まで。
中也は太宰の耳元で、最も残酷で優しい真実を囁いた。
「……愛してるぜ、太宰」
太宰はその言葉を吸い込み、恍惚とした表情で、自ら光のない奈落へと沈んでいった。
・・・・短いですね。
今度また書き直そうかな・・・・
コメント
4件

リクエストしたのに見るの遅れてすみません!!!!(スライディング土下座) ありがとうございます!めちゃくちゃストーリー好きです!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

ふーん…、あれ?口角が天空カジノに…