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nkサイド
練習が始まる
今日も最初はペア練習だった
「前みたいに自由で組めたペアからボールを取りに来てください」
チームメイトはぞろぞろペアを組み始める
(今日は誰と組も、、)
そう思っていると、先輩から声をかけられた
「敬斗!今日は俺と組まへん??久々やってみたかってん」
…💭「いいですよ。やりましょ。」そう言おうとしたとき後ろから誰かに肩を叩かれた
(誰だろ、、)
振り返るとそこには純也くんがいた
純也くんはなぜかちょっといつもより顔が険しい気がした
「純也くん。どうしたんですか?」
「敬斗今日は俺と組むって約束してたから」
「えっっ」
その言葉を聞き驚いて固まってしまう
「は?前も組んでたじゃん」
「先に俺が約束してたから。ね敬斗?」
「ああー忘れてました笑すいません。 先輩また今度組みましょ」
(俺純也くんと約束なんかしてたっけ??焦)
「まぁ約束してたなら今日はしょうがないな。次は絶対やろーな」
「はい」
そう言って先輩は離れていった
「純也くん一緒にやるって約束してましたっけ?」
「してない」
その声はいつもより小さかった
「じゃあなんで」
「なんか敬斗が他の人に取られるの嫌だった。なんでかは分からないけど」
「えっっ」
(それって、、もう俺の事、、)
そう思っていたとき
「ボール取りに行こ」
その一言で目が覚めた
「はい、、」
(期待しちゃだめなのに。そんなこと言われたら期待しちゃいますよ…)
そんな気持ちのまま練習が終わった
その夜
夜ご飯も終わり部屋でゆっくりしていた
純也くんはベットで携帯をいじっていた
自分はベットで今日の練習のことを考えていた
(純也くんって俺の事どう思っているんだろ…聞きたいけど、聞けない)
純也くんがベットから立ち上がり
「敬斗ちょっと水取ってくる」
「わかりました」
そう言い純也くんが部屋を出ていって数分後
(そういえば俺も水無くなりそうだった。いまからいくか)
そう思い純也くんのいるロビーに行った
ロビーに行くと案の定純也くんがいた
(純也くんいた。話しかけよ)
声を出そうとした時、前を歩いていた先輩達が先に純也くん話しかけた
「純也、おつかれ」 「純也何してるん?」
「水取りに来ました」
「そゆことか」
(ここで会話入るのも邪魔か、、トイレいっとこっかな)
そう思っていた時だった
「なぁなぁ純也って敬斗のこと好きなん??」
その言葉を聞いた瞬間無意識に壁に隠れしまう
そこから純也くん達をのぞく
(えっっ今まで俺が聞きたかったやつ
純也くんはなんて答えるんやろ)
周りに音が聞こえそうなぐらい自分の心臓はバクバクしていた
「急になんすか」
「ごめんごめん笑ふと気になっちゃってさ笑」
「なんか純也いつも敬斗と一緒にいるし明らか俺らと接し方違うもん笑」
「わかる。純也って敬斗だけ特別って感じするよね」
「そんなわけないっす笑」
(えっっ、、)
その瞬間自分のなにかが音を立てて壊れた
(そんな感じに思われてたんだ。敬斗が特別、、?考えたことなかった )
「ええほんとかー?」
「そういうのあんま考えたこと無かったんで」
「なんだー」 「違うかったか」
「じゃあ部屋に戻ります。」
「わざわざごめんな。引き止めて」
「明日も練習がんばろーな」
そんな会話をして純也くんその場を離れた
自分は純也くん達にはばれないようにその場に座り込んだ
(ああそうだったんだ。そうだよね。純也くんからしてみれば俺なんか、、泣 )
「期待してた自分がばかみたい」
誰にも聞こえないぐらいに小さい声で行った
まるで、自分に言い聞かせるみたいに
悲しいはずなのになぜか涙は出なかった
(じゃあ、今までのやつはなんだったんだよ)
(これ以上純也くんの隣にいたら期待しちゃう
離れないと…)
そう心に決めた
心は空っぽだった
ただ、純也くんの言葉が頭の中で再生されるだけ
そんなわけないっす笑 その言葉を思い出す度に心が苦しくなる
部屋までの道のりは今まで歩いていた距離より長く感じられた
(これからはあまり純也くんに話しかけないようにしよう)
一方 itはこのことを知らない
心がからっぽになった夜
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コメント
4件

えええええ待ってください、一日に2回も投稿してくれていいんですか!?!?神すぎます!!やっぱり純也さんの言葉刺さっちゃいますよねー…。敬斗さん頑張れ
第8話、お疲れさまです!純也くんの「敬斗が他の人に取られるの嫌だった」発言から一転、先輩たちへの「そんなわけないっす笑」が胸に刺さりました。敬斗の「期待してた自分がばかみたい」って、自己肯定感が削られる瞬間の描写がとてもリアルで…。あの「心がからっぽになった夜」の静かな絶望感、すごく伝わってきました。この先、敬斗がどう距離を取ろうとするのか、気になります。続きも楽しみにしています!