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〜過去編ホークスside〜
最近。とあちゃんの顔が曇っている。
とあちゃんは2日前からほとんどの日に公安に来て俺に会いに来てくれる。
だがその時の笑顔はどこかぎこちない。
どこか無理をしているようだった。
「とあちゃん最近よう公安来るばってんなんかあったと?」
とあちゃんの膝の上に座った俺は質問をだす。
『……ホークスのあいらしいお顔が恋しくなったんだよ』
そう言って俺の頬をつまむとあちゃん。
「俺はあいらしやなかばいかっこよか!」
『それはホークスが大人になるまでお譲りかなー』
そういったとあちゃんの笑顔はちゃんと暖かかった。
「じゃあとあちゃんな俺ん何百倍もあいらしか」
『わはは、ホークスの将来は女たらしヒーローだ』
「別にお世辞とかやなかよ俺が思うたこと言うただけやけん」
『最近の子供はお姉ちゃんの心を撃ち抜くねぇ…』
そう言って横になったとあちゃんに持っていかれ、俺も一緒に横になった。
そう言ったとあちゃんの方をむくとその顔はまた曇っていた。