○○『………』カタカタッ
殺せんせー、誰を連れてくるんだろう。
カエデがいたら、嬉しい……
父「○○~、入るぞ~」
○○『ッ.ᐟ.ᐟ』サッ
お父さんは、私が曲を作っていることを知らない。
だから、知られたらパソコンもカエデ、イヤホンも捨てられるだろう。
○○『どうぞ』
ガチャッ
父「ありがとな、ところで○○は医者になりたくないか.ᐣ」
○○『……医者.ᐣどうして.ᐣ』
父「医者になればお前は出来損ないから上出来に上がれる、そして金も稼げる」
父「どうだ.ᐣ」
○○『………ちょっと考えておくね』
父「わかったが、父さんは絶対にお前を医者にする。覚悟をしておけ」
バタンッ
○○『………医者、か。』
医者と言われても、私は曲を作る、アーティストになりたい。
でも、こんな事を言ったらお父さんに怒られる。
お母さんには心配かけたくないし。
○○『……どうしよう』
……殺せんせーに相談、してみるか。
○○『……ぁ』
15:30
○○『そろそろみんなと合流かな』
タッタッタッ
○○『お母さん、ちょっと友達と夏祭り行ってくる』
母「夏祭りなら、浴衣貸す.ᐣ」
○○『いや、大丈夫だよ(笑』
母「そう.ᐣでも、浴衣着てみんなと夏祭り行くのも青春よ.ᐣ」
○○『じゃあ、着ていこうかな』
母「そう来なくっちゃ.ᐟ.ᐟじゃあ着付けやるから、こっち来なさい」
○○『うん』トコトコトコッ
カエデside
○○、遅いな~……
渚「じゃあ、先回るか」
カエデ「うん……」
屋台回っていればそのうち、来るよね
渚「あれ、千葉くん、速水さん.ᐣ」
千葉「射的で出禁くらった……」
速水「調子乗り過ぎた……」
渚「あはは……」
○○『みんな』
カエデ「○○.ᐟ.ᐟヴッ」
なんなのあの浴衣姿.ᐟ.ᐟ
可愛すぎでしょッッッ
○○『ごめんね、遅くなっちゃって』
渚「ゆ、浴衣.ᐣ」
○○『みんなで来れるの最後だから着付けしてもらったの』
速水「……」
○○『速水さん、大丈夫.ᐣ顔、赤いよ.ᐣ』
速水「…… .ᐟ.ᐟうん、大丈夫……」
速水(浴衣姿、綺麗……)
カルマ「ねぇおじさ~ん」
○○『……カルマさん…(笑』
???「彼奴本っ当に……」
渚「まぁまぁ岡島くん」
○○『岡島さんも来ているんですね』
岡島「殺せんせーに無理やり連れてこられたからな~、それにしても……」
岡島「○○って胸大k(((カチャッ」
速水「岡島」
千葉「岡島」
千速「辞めろ」
岡島「スイマセン……」
○○「……仲、いいんだね」
カエデ「どうしたら仲良く見えるの.ᐟ.ᐣ」
○○『……お祭り、回ろっか』
カエデ「あ、ちょっと待って~.ᐟ.ᐟ」タッタッタッ
○○『……』ポイポイッ
カエデ「へぇ~、○○って意外と遊びに行くんだ.ᐟ.ᐟ」ポイポイッ
○○『うん、お父さんにはやめとけって言われるんだけどね』ポイポイッ
渚「……その辺にしておけば.ᐣ」
前原「相変わらず磯貝はなんでもこなすな~」
磯貝「ナイフを切る感覚と一緒だぞ.ᐣ」
○○『……そろそろ花火が打ち上がるって』
カエデ「本当.ᐟ.ᐟ早く行かなきゃ」ダダダダッ
○○『…………』タッタッタッ
渚「あ、茅野.ᐟ.ᐟ」
カエデ「渚.ᐟ.ᐟごめんね、遅くなっちゃった.ᐟ.ᐟ」
渚「全然。でも、少しでも遅れていたら花火打ち上がっていたかも」
カエデ「良かった、間に合って~」
○○『そうだね、ところで他のみんなは.ᐣ』
渚「みんななら他のところで見てるよ」
○○『へぇ~……』
ドカーンッ
○○『.ᐟ.ᐟ』
カエデ「綺麗……」
渚「そうだね……」
○○『……』
ずっと、永遠にこの日々が続けばいいのに……







