酷く静かだ。
身体全体が重くて、動かない。
「ロメ」
(……ルチオさん?)
「……ロメ」
(やっぱ違う人かも)
あのルチオが、こんな声を出すはずがない。
口に何か酷く冷たいものが流し込まれ、喉を落ちていく。
「……飲んだ……」
「少し様子を……」
頬に誰かが触れた。
「ごめん……」
(なんか、泣きそうな声……)
ロメはハッと目を開けた。見覚えのない天井が視界に飛び込んでくる。
「……あれ……?」
「ああ。目、覚めた?」
視界に男の人の顔が現れた。どうやら、隣に座っているらしい。
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