この作品はいかがでしたか?
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こんなにたくさんのいいね,ありがとうございます!
正直ここまでいいねつくと思っていませんでした
今回はイギリスさん視点です
オランダさん出てきます
英日です
地雷さんバイバイ
「お前,随分と嬉しそうだったな」
「貴方こそ,いつにも増して楽しそうだったじゃないですか」
「ハハ,まあな
でもお前も嬉しいって心があるんだな」
「なっ…失礼ですよ!」
「まあまあ,ごめんって
でもそれほど彼女は優しい人だったんだな」
「…ええ」
トク,トク
そうやってまた心臓の鼓動が速くなる
「私も,好奇心がくすぐられたのか,彼女の前では胸がドキドキするわ,顔は火照るわで」
「…え⁉︎」
「あら?そんなに驚くことでしょうか?」
私,何かおかしな事言ったのか?
「いや…それは好奇心とは違うだろ…」
「違うって,どこがです?」
好奇心により,興奮するとこうなるのでは?
「それは…それは恋や愛の領域だろ!」
「…へ⁉︎」
私が,恋⁉︎
そんなわけないと思った私は必死でネーデルラントに反対した
「そんな,そんなわけないじゃないですか!
いくらあの方が優しくても,美しくても,
そんなわけないです!」
まあただ,墓穴を掘っただけだったが
「いやお前の口から優しい,美しい等の美辞麗句が出る時点でそれは恋だろ」
「それは,その…」
しまったと思った頃にはもう遅い
「『その』何だ?え?」
「う…」
恥ずかしい…
「で?やっぱりオレが思った通りなんだろ?」
「うう…」
思えばその通りでした
一目惚れとはこのことをいうのでしょう
ああ,こんなことなら7本の薔薇を渡せば良かった…
「で?どうなの?」
「好き,ですよ
あの人のこと」
「わ〜お
どんぐらい?」
あんなことをしてもらったからには
わたしが同じくらいの恩を返すにはあれぐらいですかね
「…21本の薔薇」
「は?」
「それくらいですよ
何か悪かったですか?」
「…」
何なんだよ
自分から聞いておいて…
「…彼女,すげーな」
「はい⁉︎」
「いやあ,ヨーロッパの中でも『心なんてなにそれ,美味しいの?』とか平気で言いそうなお前がこの通りなんて〜」
「んなぁ⁉︎うるさいです!」
「でもそうなんだろ?彼女,よっぽどお前の目には素敵な人に映ったんだろう?」
「それは…そうですけど…」
「お前,彼女のとこいた方が心きれいになるんじゃね?」
「うるさいです!」
「うわっ⁉︎ごめんてだからそのサーベルしまって_ぎゃあああああ!」
7本の薔薇・密かな恋
21本の薔薇・全てを貴方に捧げる
どうでしたか?
にしても今更思ったことなんですが,サーベルで斬られてオランダさん大丈夫なんでしょうか…
読んでくれてありがとうございました
コメント
2件
オランダさん有能ですね… いぎさんと日の本さんの絡み本当に好きです!!ありがとうございます!