あのあとすぐ、やってきた衛兵たちに助けられた私とユージーン王は、別々の部屋に運ばれた。
事情聴取に来ていた秘書官に、私は手当を受けながら起こったことを話した。
話し終えると、不安そうにしていた私に今度は秘書官がいろいろ教えてくれる。
私を助けてくれた護衛は、侵入者を逃したものの、少しの怪我で無事だということ。
そして付き添っていたティルダは、庭園の隅で倒れていたということを。
おそらく私を狙った者たちに襲われたのだろう。
今は部屋に運ばれて医者に診てもらっているとのことだった。
特に外傷もなく無事と聞いてほっとしたものの――、次の情報には声を上げずにはいられなかった。
「えっ……新しい庭師は雇っていなかった……?」
「ええ。執事長に確認いたしましたので、間違いありません」
「では、あの庭師という男は……?」
「本物の庭師が、拘束され閉じ込められているのが発見されました*******************
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