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ゆき(≧▽≦)
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室内プールは、外の寒さなんて忘れるくらいあったかくて、天井の大きなライトが水面に反射して、キラキラ揺れていた。
「○○、まだ?」
プールサイドに座って足をぱしゃぱしゃさせながら待っているのは、りょか。
ちょっと不機嫌そうな声。
「まってまって〜!今いく!」
○○はタオルを肩にかけたまま、のんびり歩いてくる。
「遅い。」
「だって髪まとめるの大変なんだもん!」
「言い訳。」
りょかはふっと笑う。
「ほら、来いよ。」
手を差し出す。
「うん!」
○○は迷わずその手を掴んだ。
次の瞬間。
ばしゃんっ!
「きゃっ!」
りょかが軽く引っ張ったせいで、○○は勢いよくプールに落ちた。
「りょか!!」
「はは、どんくさ。」
「意地悪!」
○○は頬をぷくっと膨らませる。
でも楽しそう。
水の中で二人はゆっくり泳ぎ始めた。
「ねぇりょか。」
「ん?」
「競争しよ!」
「急だな。」
「向こうの壁まで!負けたらジュース奢り!」
「……いいよ。」
りょかは肩をすくめる。
「じゃあいくよ!」
○○はすでにやる気満々。
「よーい……」
二人で顔を見合わせる。
「どん!」
○○は勢いよく泳ぎ出した。
バシャバシャバシャ!
「速っ」
りょかも後ろから追いかける。
○○は夢中で泳いでいた。
水をかいて、息をして、また前に進んで。
そのとき。
するっ。
「……ん?」
○○はふと違和感を感じた。
なんか、軽い。
「……?」
水面を見た瞬間。
ぷかっ。
「…………え?」
自分の目の前に浮かんでるもの。
それは――
自分の水着。
「……え?」
頭が一瞬止まる。
その後ろから、りょかが追いついてきた。
「○○、止まってどうし――」
そして。
視界に入る。
浮かんでる水着と、固まってる○○。
「……」
数秒の沈黙。
「……え?」
りょかの顔が一気に赤くなる。
○○もやっと状況を理解する。
「きゃあああああああ!!」
慌てて水の中にしゃがみ込む。
「なんで!?なんで!?なんで脱げてるの!?」
「知らねぇよ!!」
りょかは思いっきり顔を背けた。
耳まで真っ赤。
「み、見た!?」
「見てねぇ!」
「絶対見たでしょ!!」
「見てねぇって!!」
声がちょっと裏返る。
○○は慌てて水着を引き寄せて、必死で着直す。
「……っ」
顔真っ赤。
りょかもまだ横向いたまま。
「……もういい。」
「……」
○○が小さく言う。
「……ほんとに見てない?」
「……」
りょかは少し黙ってから。
「……見てねぇって言っただろ。」
でも。
顔は真っ赤のまま。
○○も恥ずかしくて俯く。
しばらく気まずい沈黙。
水の音だけがぱしゃぱしゃ響く。
そのとき。
「……ぷっ」
りょかが吹き出した。
「な、なに笑ってるの!?」
「いや……」
まだ笑いをこらえてる。
「ドジすぎだろ。」
「りょか!!」
○○は水をばしゃっとかける。
「おい!」
りょかもやり返す。
ばしゃっ!
「ちょ、やめて!」
「お前が先だろ!」
気づいたら二人とも水をかけ合って、笑っていた。
さっきの恥ずかしさも、ちょっとだけ吹き飛んで。
りょかがふと○○を見る。
「……でも。」
「?」
「ほんとに気をつけろよ。」
「なんで?」
「……」
少しだけ照れながら、
「俺以外に見られたら困るだろ。」
○○は一瞬ぽかんとして。
そのあと。
顔が一気に赤くなる。
「りょかのばか!!」
また水をばしゃっとかけた。
室内プールには、二人の笑い声がずっと響いていた。
全然いいねつかない……
やっぱ下手になったよね
書いてなかったんだもんー
さいきん忙しくて……
まあ言い訳なんですけどね!!
へっ!!