「殺さないんだよね?ほらほら、どうするの?順応力が試されるよ、ヒーロー?」
ナイフを首の所まで持ち、動いたら自害しますよ感を醸し出す。飯田くんみたいなめっちゃ早いスピード系なら反応出来ないけど、この三人のスピードならまだ反応出来る。いつもあの問題児三バカとオバブロを相手にしてたんだ。舐めんなよ
「_緑谷、どうする?」
「どうするも何も…これじゃ近付けないよ。さっき色々使ってたし、まだ何か隠し持ってるかも。とにかく、増援が来るのを待つか、様子を見て隙を伺うしか………」
「それしかないか…卑怯な手ぇ使ってんじゃねぇよ」
「卑怯?あっははは!よく言うねぇ。傍から見たら君達の方が卑怯だと思いますけど?」
「んだとゴラ!!!」
「いや、だってさぁ?無個性の私に向かって個性ありの君達が寄って集って虐めてるんだよ?そっちの方が卑怯じゃん。それともなぁに?ヒーローは正義だから卑怯も何もない、とかw?」
「それはそれは、ヒーローらしく独り善がりで気持ち悪くていいですねぇ」
「てんめぇ……黙ってれば勝手なこと言いやがって……!」
「あれ、動いていいの?飯田さんみたいな爆速ターボは目に負えないけど君達くらいなら追えるし反応できますよ?こちとら毎日あの問題児共や格上を相手にしてるんでね」
「ぐっ…」
(ハッタリの可能性もあるけど…もし本当ならダメだ。絶対に人を死なせちゃダメだ……)
「うーん……ねえ、疑問なんだけどさぁ…ヒーローって本当に正しいの?」
「……は?」
「どういう、こと…?」
「いやね?昔虐められてたんだよ、私。……いや、私達。無個性だから、ヴィラン向きの個性だからって。私達、何もしてないのに。なのに虐められた。」
「緑谷さんは思い当たることがあるのでは?幼馴染の子に虐められたり、馬鹿にされたり。」
「話が少し逸れましたね。そして、私を虐めてきた人達は今はヒーロー目指して仮免も取ってる人もいるんですよ。それを見てるとどうしてなの?って思っちゃうんですよね」
「私達はヒーローに悪者扱いされてそれに反抗してたらヴィランだって言われるようになって。でも君達はヒーロー扱いですよね。いいなぁ」
「ヴィランは一般市民を苦しませてますけど、君達ヒーローと一般市民は私達を苦しませてるじゃないですか」
「なんで私達は守ってくれないんです?私だってヴィランになりたくてなった訳じゃない。そうしたのは、そうさせたのはお前達だ。そう、君達のせいなんですよ。なのに何故ヒーローが全て正しいみたいになってるの?なんで私達が全て悪いってなってるの?」
「ヒーローは、例えヴィランじゃなくても“ヴィランっぽい”ってだけで私達を虐めるんですか?……そんなの、どっちが悪者だって話だよ。」
「卑怯?私達をこんな風にさせたのは君達じゃない。何が卑怯なの?私だって、私達だって正義だ。私達には私達なりの正義がある。なんでそれを否定されなきゃいけないの?」
「「「…………!」」」
「もう一度聞きますね。君達が本当に正しいの?私達がこんな風になったのって君達のせいなんですよ?」
あれ結構ダメージ受けてる?嘘でしょ?これ全部作り話なんだが。いやアニメ見てて疑問に思った事だけど私ここの世界で生きた訳じゃないし。まぁ咄嗟にポンポン言葉が出てくることに驚いては居るけどさ___
「伏せろ、監督生!」
「しまっ……!?」
「クソッ…!」
「チッ、うぜぇ!!」
突然突風が起こり、炎が飛んできた。この覚えのある風と炎に監督生は顔を上げ風が発生した方向を見た
「親分が子分を呼んできてやったゾ!」
「「助けに来たぞ、監督生!!」」
「遅くなってごめんね!」
「まったく、人間のくせに無茶し過ぎだ!」
「監督生、早くこっちにこい!」
「遅いって言いたいところだけど、最っ高にかっこいいよ、マブ共!!!」
コメント
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親分!!マブ達カッコいいィィィィィィィィ!でも確かに監督生の言う通りだよ!!原作見ながらヒーローはすべて正しいの?ヴィランが本当に悪いの??って思いました ついでに自分ツイステッドワンダーランドができなかったとき顔と頭がが死んでたそうです
キャ───(*ノдノ)───ァ ヤバ、監督生ちゃんとマブ共と親分がかっこよすぎて泣きそう…(((大きくなったねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(இдஇ`。)