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『♪_______〜〜!!』
……寧々ちゃん………。
凄かったな、あのとき。
寧々ちゃんは、練習の時より成長してて………。
あたしも嬉しくなっちゃった。
あのショーの後、片付けをしてた。
そんなときにね、寧々ちゃんと司くんが話してたんだ。
それを類くんと一緒に聞いてた。
そしたら急に類くんが言ったんだ。
『もし、寧々と司くんがワンダーステージを出ていったら、えむくんは着いていこうと思うかい?』
あたしはそれに「思わない」……って、即答したの。
だって、あたしの夢は、
だから。
………。
………いつか別れが来るっていうのは、分かってた。
でも、そんなのまだ先だって思ってたから。
………司くんと寧々ちゃんが成長していくたびに、別れが早くなって行ってるんじゃないかって……最近、思い始めてきて。
……おかしいなぁ。
あの時、「笑顔で良かったね」って言うって約束したのに……。
あたしは………。
……………。
………あたしの夢は、『おじいちゃんの遊園地を守る』こと。
だから、ワンダーステージから離れる訳にはいかないの。
おじいちゃんの遊園地を守るって、決めたから