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krh_待って待って待って、どーゆーこと!?
lor軍団と僕の仲介人……?てか、そもそもlor軍団って?
grgn_まあ落ち着いてよ、lor軍団については、krksが分かりやすく説明してくれるからさ!
grgnは期待した眼差しをkrksに向ける。
krks_僕が説明すんの??まあ、grgn、日本語下手だもんな。
grgn_うるさいうるさい!いいから早く!
krksはため息をついた。
krks_わかったから。えっとね、まず、lor軍団は、言わばこの学校のトップ層を集めたグループのことだよ。
学校のトップ層??
krks_この学校は、優秀な人間が集まる場所でしょ。その優秀な人間の中の、更に優秀な人間だけが入れる、超少人数グループなの。
なるほど。
krh_そのグループの筆頭がlorだから、lor軍団?
krksは嬉しそうに頷く。
krks_そうそう!krhは飲み込みが早いね!
へへっ、そうかな?
頬を緩めると、ふと疑問が浮かんだ。
krh_じゃあ、lor軍団のメンバーって誰なの?
やっぱり、grgnとkrksはlor軍団?
2人は頷く。
grgn_そ、俺とkrksはlor軍団のメンバー。特にkrksなんかずっと前から入ってるんよ!ちょーすげえ!!
鼻息荒くして言うgrgnに圧倒される。
そうなんだ。2人ってそんな優秀なんだ。
確かに、krksは頭良さそうだけど、まさかgrgnまでそんなに優秀だとは……。
krks_lor軍団のメンバーは、あと二人いてね、kouちゃんとmrtnって人がいるよ。
あっ、kouちゃんは知ってる!
krh_ニット帽被ってる人だよね、lorにそう呼ばれてた!!
……ってことは、あの騒動の時にいた、名前の知らないあの人がmrtnか。
なんか、嫌味な感じがしたんだよな。
唯一、あの時、mrtnだけ、ヘラヘラしてたもん。
grgn、krks、kouちゃんは僕のことを心配してくれてたというか、庇ってくれた感じしたのに。
mrtnは嫌な奴、とりあえずそう覚えておこう。
krh_それで、そのlor軍団と僕の仲介人にkrksを呼んだっていうのはどういうことなの?
grgnは神妙な顔で言う。
grgn_うん、それはね……。
僕とkrksはゴクンと息を飲んだ。
grgn_krhもlor軍団に入ってもらおうと思って。
……はあ!?!?
krks_いや、どゆこと!!お前、頭おかしくなったんか!!
krksの言葉に全力で頷く。
僕がlor軍団って何考えてんの!
今1番lorと仲悪いであろう僕を!?
grgn_だって、krh、すっごい優秀でしょ。
なんでもない事のようにgrgnはそう言った。
krh_そんなわけないじゃん!!僕見て分かんない!?
これで優秀に見えるなら眼科行った方がいいよ、マジで。
krks_僕もkrhがそこまで優秀なようには見えないけど。
鋭いkrksの言葉が胸にグサッと刺さる。
krh_ちょ、そんな直接的に言わなくても……。
krks_あっ、ごめん。
krksってちょっと天然?
悪意の無い言葉が意外と刺さるんだけど。
grgnは首を横に大きく振る。
grgn_krhは優秀だよ、だって、ここに転入することができたんだから。そもそも、どこの学校でもそうだけど、転入試験ってかなり難しい設定になってるのにさ。
krksは、ああ確かに、と呟く。
krks_転入試験はそもそも枠が少ないし、専門的な問題が出やすいもんね。枠が少ない分、倍率は上がるし、試験情報も少ないから、対策できないってのもある。
面接の評価も厳しいって噂聞いた。
え、ええ、そうなの?
krh_で、でも、僕が受けた時はそこまでじゃなかったよ。もちろん難しかったし、大変だったけど、2人が言うほどじゃ……。
その発言に、grgnは瞳をキラリと光らせる。
grgn_それはkrhが優秀だからなんだよ!
え、ええ、それはいくらなんでも、決めつけが過ぎるんじゃ。
僕は普通の人間だよ、特別なものはない、悲しいことにね…。
grgn_とーにーかーくー!俺の目に狂いはない!だから、lor軍団に入ってよ! 絶対楽しいからさ!!
krks_いや、仮にkrhが優秀だとしても、lorが認めんでしょ。
grgn_だから、krksに仲介人をしてほしいんだよ!lorと長いっしょ!
krks_むりだよ!あんな怒ってるlorに言えるわけないじゃん!
grgn_そこをなんとか〜。
krks_そもそも僕に得ないし!
grgn_krhがlor軍団に入ったら、絶対もっと楽しくなるから〜!
grgnとkrksの言い合いは止まらない。
krh_てか別に、僕、lor軍団入りたいって思ってないんだけど……。
ボソッと呟いた言葉で、2人の言い合いは途端に止まった。
そして、2人が僕を見る。
krks_ほら、キルハもこう言ってる、無理に入れるのは良くないよ。
ドヤ顔のkrksにgrgnは下唇を噛んだ。
grgn_なんでよぉ……。
分かりやすく項垂れるgrgnを見て、僕はなんだが可哀想な気持ちになった。
krh_そもそもさ、なんで、grgnはそこまで僕を入れたいわけ?楽しくなるからってそれだけなの?
grgn_えーと、それは、そのぉ……。
……え、なんで、急に口ごもるの??
ジッと見つめていると、grgnはさっきまでとは打って変わって、小さな声で言った。
grgn_このままじゃ、krhがいなくなっちゃうかなって思って……。
え?どーゆーこと?
grgnは観念したのか、諦めたように全てを話し出した。
grgn_俺、今日の朝、krhに声掛けたのは、lorに言い返してて、かっけぇなって思ったからなんだよ、尊敬みたいな。
そんで、ちゃんと話してみて、krhがすっごい良い奴って事がわかった。自分の能力にふんぞり返らずに、純粋な気持ちでここに来たんだって。だから、友達になりたいって心の底から思ったんだ。
その言葉に胸がジーンとした。
そんなふうに思ってくれてたんだ。
悪い気はしないな、むしろ凄く嬉しい。
grgn_でも、krhは今、lorに目をつけられてるじゃん、だから、今後、色んな人からの嫌がらせみたいなのがあると思うんだ。そしたら、この学園辞めちゃうんじゃないかって。
実際、今まで、 lorに目をつけられて、この学園を辞めなかった人、いないし。
……え、そうなの?そんなやばいの?
思わずkrksの方を見ると、krksは気まずそうに頷いた。
krks_lorはやられたら100倍返しだから……。
ひ、ひええええ。
grgn_それで考えたんだ、krhがここに居続けるためにどうしたらいいんだろうって。それで、lorにkrhの優秀さを認めさせればいいって。lorは自分が優秀って認めた人間には、寛容なところあるし。
なるほど……。
krh_だから、僕をlor軍団を入れたかったんだ。
そっか、grgnは僕を守ろうとしてくれてたんだ。
krks_まあ、確かに、lor軍団に入れば、他生徒からの嫌がらせもないか。
grgnはシュンとして頷いた。
grgn_俺、krhともっと楽しいことしたいよ、この学校から居なくならないで欲しい。
うーん、grgnの気持ちは分かった。
僕は腕を組み、考え込む。
僕はどうすればいいのかな、どうしたいのかな。
深呼吸をして、grgnとkrksを見た。
僕のしたいこと、僕の思い。
ぽつりと言った。
krh_……僕、lor軍団入ろうかな。
grgn_え!
krks_は!?
世界がガラリと変わった。
コメント
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わぁぁ〜待ってました! まじで好きすぎる