テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
やってしまった。
もう二度とやらないと決めた殺人を。
もう一度、自分の手で、意思で。
また。
大切な人を
殺した。
ねぇ、二人とも。
今の私は、貴方達の目に、どう映ってますか?
昔は、ごく普通の家庭だった。
たまに父親が母親に吹き飛ばされる以外は。
それをただ
「いつも通りラブラブだね!二人とも!」
なんて、笑ってた。
ある日を境に、これを全部壊した。
急に意識がふっとなくなって。
周りには、私が”愛した”町の人達の死骸
気持ち悪かった。
手に罪の意識が絡み付く。
気持ち悪い。そうとしか思えなかった。
逃げた。
何故かはわからない。逃げないと行けない気がした。
あそこにいたら、私が壊れると、本能でわかった気がした。
そして、記憶を全部消して、とある人に拾われて、そこからは
「ネオン」として生きてきた。
とある日、全部思い出したの。
私は「ルミナス」で、「大切な人を殺した殺人者」で。
「罪人」だってこと。
けど、仲間はそんな私でも受け入れてくれた。
暖かいな。
ここをずっと守っていたい。なんて。
とある日、変な空間に閉じ込められた。
喋る変な熊のぬいぐるみ。
私の仲間と知らない人達。
殺人がおきて、裁判をして、処して。
「気が狂ってるよ、こんなところ。」
なんて思っていた裏腹、以外と暖かいものだった
お友達のマリーとラリエス。
マリーさんはお医者さんで、怪我したらいつも治してくれる。
ラリエスは普段無言だけど、いい人。
ここなら大丈夫。
なんて、思っていたのに。
とある日、事件がおこった。
〔ねぇ、ネオン。私今から〕
〔マリーと、ラーゲンと、ラリエスを殺して来るね。〕
私の仲間のスフィアが、そういったの。
怖い。また大切な人が消える?死ぬ?
「スフィア、待って、一回考え直して!!」
止めなきゃ。
〔……あんな奴ら、警戒しないとじゃん、現にこの前、人が死んだ!!〕
トメナキャ。
「けど!! 」
〔ここでは、信用したら負けなんだよ。〕
と め な い と 。
「うるさい…ッ゙!!」
「一回頭冷やしてよ、スフィア!!!!」
私は能力を使った。
何故かここに来てから使えるようになった力。
どこで間違えたんだろう。
グサ、なんて、嫌な音がする。
私は、目の前を見た。
…スフィアが、死んでた。
〔ね…おん……なん…で?〕
違う。殺したかったんじゃない。
違う。
「違う」
私がやったんじゃない。
「私の意思じゃない。」
「…隠さなきゃ。」
私は、劇場に行った。
スフィアを運ぶのは、小柄な私だと無理だった。
だから、はしごにスフィアを乗せて
劇場の鉄骨の上に乗っけた。
けど、いつかはばれる。
なら。
「…仲いい人くらい、道連れにしても」
いまさら[罪人]の私に、関係なんか無いよね!
だから、私の大切な人に。
ラーゲンとマリーとラリエスのご飯に
毒を入れた。
…けど、なんでだろうね。
倒れた三人を見てると、何故か急に体が動いて。
三人に、解毒剤を飲ませた。
もちろん、死体が見つかって、裁判が始まった。
とある人に、言われたんだ
『君じゃないのかい?ネオン君。』
冷や汗が出てきた。
『何でピンポイントで解毒剤持ってたの…?』
嗚呼、もう隠すのは無理だ。
なら、もう悪を演じてやる
「私のせい!三人に毒を盛ったのも!スフィアを殺したのも!!」
「ぜーんぶ私!!」
そういい終わると、ビンタされた。
「何?それでスフィアは生き返るの?ならどうぞ、やって?」
不思議と、冷静だった。
忘れられることだけが、怖かったんだろうなって。
死にたくはなかった。
だから飛んで来るハサミを避けていたのに。
(「…なんで、貴方がみえるの…」)
「『お母さん…』」
人形に足を捕まれて、動けなくなった。
足を切られた。
痛い
イタイ
「…ッ゙」
後ろに何かある。それだけはわかる。
「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い…ッ゙」
なぜか、嫌いって言わないとって。
「お前らなんか…ッ!!!!」
言っちゃダメだと思って、声を飲んだ
(「悪役として覚えてもらわなきゃ」)
《だいすき》
「大嫌い」
ハサミで首を切られて、死んだ。
上にはお母さんとお兄ちゃんとスフィアがいたよ。お兄ちゃん。
スフィアが殺されて興奮してたのは心外だったけど。
それでも。
それでも
貴方達の道を、歩んでください
「Please walk your path」