テラーノベル
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暗闇の中に急な光が差し込んで、俺は少しずつ目を開ける。
目を開けると、見覚えがない部屋だった。
けれども、何故か安心する空間だった。
四季「…ここどこだ、?」
上半身を起こしながら呟いた 四季の呟きは窓から入ってきた風に乗って何処かへ消えていく。
四季(俺、戦場にいたはず、だよな)
四季(最後の記憶は、桃と鬼の最終戦。
反和平派の奴と戦って、確か、あれ、そのあと、)
四季の額に汗が滲む。
頭の中の嫌な考えから必死に目を逸らそうとすればするほど、その考えは存在感を増していく。
布団を握り、必死に涙を堪えるが四季の瞳からは大粒の涙が流れる。
四季「みん”、な”ぁ、泣」
ガラガラと音が鳴って扉が開く。
四季が扉の音に驚き、扉の方を見ると手に持っていたはずであろう資料を落とし、手で口を抑えた今1番会いたい人がいた。
四季「ぢゃら、せん、?」
四季が名前を口にすると弾かれたように、花魁坂は四季の元へ駆け出し、四季を抱きとめた。
急に抱きついてきた花魁坂に四季は驚きつつ、抱き返す。
抱き合って幾らか経った頃、やっと花魁坂は口を開いて涙でぐちゃぐちゃになりながらあの言葉を言う。
花魁坂「四季くんっ!!おかえり”!!」
四季「っ、ただいま!!」
四季にとって その時の花魁坂のおかえりは、どんな言葉よりも嬉しいものだった。
花魁坂にとってその時の四季のただいまは、どんな言葉より物より嬉しいものだった。
終わり!
コメント
3件
わぁぁぁ✨ おはよう四季くん!!そしておかえり〜 京夜さんがどれだけびっくりしたかとかよく伝わってきました!! 最高✨