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メイド長の参戦によって、闘いは確実に終わりに近づいていた。
sha「いやー、グルッペン入ると早いなぁ!」
gr「もう少し楽しみたかったのだが…」
tn「サイコ」
zm「大将首取りに行ってくるわ」
kn「頼んだでー!」
スコップで頭を割られる者、人ならざるものの触手の餌食となる者、水色に輝く剣で粛正される者、剣で薙ぎ倒される者。
その血の海の中、大将首を取りに向かう者。
様々な戦場の様子に困惑する者も少なくはないだろう。
shp「ちょ、大先生!あっち撃ってくださいよ!こっちワイだけで足りますって!」
ut「アアンッシンラチュ」
rbr「何ふざけてんねん!レパー!そっち大丈夫やろなぁ⁈」
rp「大丈夫でーす!」
それぞれの得意な銃の銃口から弾が飛び出し、敵を的確に射抜く。
その正確さと言えば、ある種、神秘的なものを感じる。
戦場の激しさとは打って変わって、医療班はのほほんと茶を嗜んでいた。
sn「ダメ?お酒のんじゃ」
ht「ダメに決まってるでしょ。誰か怪我してきたらどうするの」
誰も怪我などしないという安心から、飲酒の許可を求めている軍医の緩さに絆される。
しかし、そこに一人、人が現れる。
sha「ってて…ゴメンペ神、銃弾掠っちゃって。」
sn「中に入ってない?大丈夫?」
sha「掠っただけだから大丈夫。止血だけしてくんね?」
ht「…俺ちょっと行ってくる」
腰に刺した刀に新たな血錆が増える。復讐鬼には誰も勝てない。
さて視点を戻そう。
『大丈夫なの…?アレ…』
「ら〜?」
『怖いね』
「ら?」
『らしか言えないのかな?』
「ら!ら!」
『??…グルッペンさん、大丈夫かなぁ…』
「ら!ら!ら〜!」
『大丈夫って言ってるの?』
「ら!」
言葉わかる様になって来た。
翻訳家目指した方がいいかもしれない。
「あっ、お嬢様ですか?」
『へ?』
「スザンナお嬢様ですよね。俺、新人メイドなんですよ」
『はぁ…』
rp「あ、俺レパロウと申します」
『スザンナです…』
白髪…
『綺麗な髪ですね』
rp「え?あ、嗚呼、ありがとうございます。コレ地毛なんですよ」
『そうなんですか。地毛で白髪って初めて見ました』
rp「そうですか?」
『ええ』
rp「しかし、お嬢様が初めてですよ。チャラいじゃなくて綺麗って言ったの」
『そうなんですか?』
rp「入りたては先輩にチャラチャラすんなって言われましたからね」
『厳しいですね』
rp「ははは、厳しいですよ、あの先輩は」
⁇「誰の話をしてるのかな、レパロウくん?」
rp「ア…ロボロ…サン…イヤ、ちゃうんですよ」
rbr「何が?」
rp「その〜…」
レパロウさんの背後から現れた私より少し大きなメイドさん。
女の人もいたんだ。
声低いけどいい声だな〜。
『あの』
rbr「ン?あ、お嬢か。俺はロボロ。スザンナお嬢ですよね?よろしゅう」
『よろしくお願いします。ロボロさん。』
rbr「俺は基本管理室おるから、いつでも呼んでください」
『あの、ロボロさん』
rbr「はい?」
『齢、そんなに変わりませんよね?敬語じゃなくていいですよ。私としても女性のメイドさんとは気軽にお話したいので』
⁇「アッハハハwwww」
⁇「なんやロボロ、女やと思われとる上に同い年やと思われとるんかwww」
rbr「なんやねんショッピ!大先生!」
shp「あ〜wwwフフッオモロwwwえーっと、スザンナお嬢様でしたっけ?この人、男ですし、30代ですよ」
rbr「改めまして。ロボロです。まだ30じゃないです。28です。男です!」
『へ?あ、すいません!てっきり…!』
rbr「若く見られるんは嬉しいんやけどな?お嬢今いくつや」
『えっと、12です』
rbr「ちょっと若すぎやな?」
shp「12歳?え、お嬢、スマホ持ってます?L◯NE交換しましょ。個人的に」
『え、あ、スマホ持ってないです』
shp「えーあ、大先生、大先生。あんた貢ぐの得意でしょ。お嬢にスマホ買って下さい」
ut「うん。俺が得意なのは貢がれることであって、貢ぐことではないな?」
rbr「貢ぐのが得意なのはお前やろ」
rp「少なくとも鬱先生よりショッピ先輩だと思います」
shp「ワイ、イマ、オカネ、ナイ」
ut「なんでカタコトやねん」
『…ふふっ』
なんだか、面白くて笑ってしまった。
院長、いや、ともさん。
新しい家族は面白い人達です。