テラーノベル
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カコン‥‥‥‥
仮面が俺とミランの足元に落ちて揺れている
ジッと俺を見たままミランが唾を飲み込む音が聞こえた
「‥‥‥‥期待外れの顔だったか?」
「‥‥‥‥仮面着けてるの勿体無いくらいのイケメンですね」
「ハッ、よく言うぜ。付いてるモンはみんなと変わらんだろ」
「なんで仮面なんて着けてるの?絶対素顔の方が良いのに」
「何を着けようが俺の勝手だろ?」
俺は窓を閉め、部屋を出ようとした
その手を掴まれ、ミランの方へ体を向かせられる
「‥‥なんだ?」
「やっぱり顔見ただけじゃたりないかも」
「‥‥‥‥帰るぞ」
「分かってて‥‥ここに私を入れましたよね?」
「なんの事か‥‥」
視線を逸らし、出て行こうとする俺の体を強く引っ張られる
俺はいとも簡単にミランの腕の中に捕まってしまう
「ロウ君‥‥もしあなたが私のものになったら私は簡単にあなたを離しませんけど」
「なんでその話を俺にするんだ?」
「そんなの‥‥ロウ君を私のものにしたいからに決まってます。ずっと私の気持ちを知って‥‥甘やかしてくれてたでしょ?」
「‥‥‥‥‥‥」
「私がロウ君の事好きなの‥‥知ってたでしょ?」
「‥‥‥‥さぁな」
「だから私も知ってるんです。そんな私を甘やかしてるって事はロウ君だって私の事好きって事ですよね?」
「随分と知った口を利くじゃねぇかよ」
「だってずっとロウ君の事見て来たんですから」
仕方ない
ここまで言われたなら‥‥
「お前が俺の周りをうろちょろしてるから‥‥気になって仕方なかったよ。まったく俺の負けだ」
「私が勝っちゃった?戦利品がロウ君って事⁈」
「俺を物みたく言うなよ」
「ごめんっ!嬉しくてつい」
「こんな仕事ばっかりのつまらない男の何が良いんだか‥‥」
「つまらなくなんてないですよ?揶揄えばよく鳴くし」
「‥‥‥‥お前俺の事オモチャと思ってんのか?」
「違う違う!可愛いよって事を言いたかっただけなんだけど」
「大分間違ってるみたいだが?」
握られた手を振り解こうとすると腕ごと抱きしめられた
「離せよ」
「嫌です」
「離せって!」
「ヤダ!もっと顔見たいし、こうしてたいです」
「こうしてたい?それだけ?」
「‥‥‥‥ロウ君って私の事上手く操縦してないですか?」
「なんの事だ?」
そう言うとミランは突然俺の口元へキスをする
「お前っ‥‥」
「だってこれが欲しかったでしょ?」
ミランの吐息が唇にかかる
その唇に指で触れた
「‥‥‥‥そうだよ」
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#strm
sasada
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#MADTOWN
蒼月
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コメント
4件
おおっ、第6話でついにロウの素顔が!「期待外れの顔だったか?」って聞く余裕っぷり、渋いな〜。でもミランが「勿体無いくらいのイケメン」って言うの、めっちゃ分かるわ(笑) その後の押し問答がもう…ミランが「ずっとロウ君の事見て来た」って言い切るところ、好きすぎてグッときた。最後のキスからの「そうだよ」って低めの返し、痺れるわ〜。この二人の駆け引き、ずっと見てたい🔥