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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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“ 演じないと愛してもらえない

少女が出会ったのは_ ”





# 推しの子夢小説注意

# prsk夢小説注意





===


肌寒くなって、


みんな長袖を着始めた、そんな月。


10月某日。



希星 / ということで…


希星&瑞希 / やってきました!人形展!


テンション高めでそう告げる。


絵名 / …テンション高すぎない?ふぁ…


絵名は欠伸をかきながら、少しだけ

目の下にできている薄い隈を擦った。


瑞希 / 奏!チケットは持ってきた?


奏 / うん。全部持ってきたよ。


そう頷きながら、


丁寧にケースに入れられている

チケットを取り出した。


絵名 / 1…2…3…、うん。ちゃんと3枚。


奏の手にあったチケットを、

一枚一枚確認していく絵名。


満足げな顔をしている絵名とは反対に、

瑞希は不安そうな顔をしていた。


瑞希 / …それにしても、まふゆ、来ないね


希星 / そうだね、ちゃんと

日時は伝えてるんだよね?


奏 / うん。今日のこの時間に、

交差点で待ち合わせって送ってるんだけど…


スマホを見ながら、キョロキョロ。


でも、まふゆは居ない。見つからない。


人が多いからってのもあるだろうけど、


希星 / もしかしたら、まふゆは…


「 まふゆは来ないかもしれない 」


そう言おうとした瞬間、


見覚えのある紫髪の人影が見えた。


希星 / あっ、!まふゆ!


私が手を振ると、


瑞希 / えっ、どこどこ!?


下を向いていた瑞希も、まふゆの

名前を呼ぶと顔を上げ周りを見渡しはじめた。


まふゆ / あ…みんな


人混みのざわざわした声の中で、


目立った一つの声。


奏 / まふゆ、!


まふゆ / …おはよう。


この前宮女で会ったときよりも、


気持ちは落ち着いてるような声。


絵名 / …おはよ。


瑞希 / おはよ〜!


奏 / おはよう。


希星 / おはよう!


皆あいさつをし、


場の空気は少しだけ和んだ(ような気がする)。


瑞希 / それじゃー!みんな揃ったことだし!


瑞希 / 人形展へ、ゴー!





/ 人形展 会場 /



絵名 / …受付も済ませたし、人形、見よっか


楽しそうな表情を浮かべ、


スマホを持つ絵名。


隣にいる瑞希も、


瑞希 / だね〜!どんな人形が

あるか楽しみだな〜!


絵名と同様、楽しそうだった。


瑞希 / あ!あの人形カワイイ〜!!


奏 / あ、瑞希…!


絵名 / ちょっと瑞希!待ちなさいよ~!


瑞希的カワイイの人形があったらしく、


多分その場所へと一直線に歩いていく瑞希。


それに慌てて着いて行く絵名。


希星 / …親子、? )


奏 / …それにしても、沢山あるね。


希星 / うん。全部見れるといいな。


まふゆ / ………………


相変わらず、まふゆは黙ってるけど…


…少しだけ、キョロキョロしてる?


奏 / まふゆ、一緒に回ろう?


まふゆ / うん。



まふゆsiten


奏が差し出した手を、


ギュッと、握る。


…奏も言ってたけど、


やっぱり、人形多いな。


周りを見渡しながら、奏と希星と、

3人で歩いて回る。


まふゆ / …あ、あれはマリオネット? )


まふゆ / あっちにはドレスを来た人形… )


本当に多い。


人形を見る度に、


沢山の作詞のイメージが湧いてくる。


けど…



どれも、しっくり来ないのはなんでだろう





希星siten


まふゆ / …私、お手洗いに行ってくるね。


まふゆがそう言ったのは、


十数体の人形を見終わってから。


まだ館内の二分の一にも達してないのに、


沢山の人形があった。


奏 / 分かった。行ってらっしゃい。


希星 / 私達はここら辺を見てるからね。

行ってらっしゃい。


まふゆを見送ってから、


私達はまた人形を見ていた。


希星 / …これ、すごいね。


私が奏にそう言って見せたのは、


手で操れる人形。


世の中で言う『操り人形』と呼ばれる物。


奏 / あ…すごいね、手で操れるんだ。


そう言いながら、


手で人形を操る奏。


希星 / すごいよね、。てっきり私、

操り人形ってもっと大きいかと思ってた。


予想以上…とまでは行かないけれど、


想像していたのとは、一回りか

二回りぐらい小さい操り人形があった。



奏 / ……それにしても、まふゆ、遅いね。


希星 / 確かに、もう20分以上経ってるし…


まふゆがお手洗いに行くと言って


私達から離れて、


既に約20分以上が経っている。


希星 / なんか心配だし…、見に行く?


私がそう提案すると、


奏 / うん。

私も心配だし、行ってみようか。


奏は直ぐに同意してくれ、

私と一緒に向かうことになった。




NEXT



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