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クロノがアカバを看病するだけ
⚠ 腐もラブもない
何でもありな方はgo💨
アカバ「…ズビッ、」
ピピピピ…ッ、ピピピピ…ッ、
アカバ「…はぁ”~、風邪ひいた、」
数ヶ月ぶりの風邪。しかも熱は38.7度ときた。
アカバ「こりゃ任務は行けんな…あ”ー、やらかしてしもうた…」
動かない体、飯も飲み物もない部屋、ついさっき切れたスマホ。
任務以外で死を覚悟したのは多分、今回が初めてだ…。
アカバ「だめじゃ…、頭がぼーっとして何も考えられん…」
これからどうするかすらも考えられなくなってきたその時、急に部屋の扉が開く。
クロノ「うわっ、顔真っ赤っかだな…大丈夫か?」
絶望の中に聞きなれた声、少し安堵してしまう。
アカバ「っは、大丈夫に見えるかぁ…?これが…、」
クロノ「いいや全く見えない」
彼はそう言った後ベットに駆け寄り、来る前買ってきたであろうスポドリを差し出してくる。
クロノ「体起こせるか?起こせそうなら今飲んだほうがいい」
アカバ「ああ…、」
彼に少し手を貸してもらい、鉛のように重くなった体を起こす。
受け取った飲み物に口をつけると、スーッと頭が軽くなったような気がした。
アカバ「あー…さんきゅークロノ…マジで助かったのじゃあ、」
クロノ「はは…あんな事件に巻き込まれたかのような文送られたらな…うん、」
…そういえばベットに横になる前に、ふらふらな状態で何かを送っていた気がしなくもない。
変なこと、送ってないといいが…
クロノ「ま、とりあえずもう一回横になれよ。」
アカバ「…行くのか?」
クロノ「いや、おじさんに話したら今日はずっとついてやれって言われたから」
アカバ「そうか…、」
クロノ「ほら、また手貸してやるから、一回寝ろ」
アカバ「おう、」
アカバ「…」
クロノ「じゃ、おやすみ。」
彼のその言葉を聞き終わる前に、わしは瞼を閉じ、深い眠りについてしまった。