TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
私は…

一覧ページ

「私は…」のメインビジュアル

私は…

1 - 第1話

♥

17

2022年04月12日

シェアするシェアする
報告する

髪の毛も染めたことないし、

爪もながーく伸ばしたこともない。

バイクに乗ったこともないし、

人気者の中心になったこともない。


でも私は誰かを好きになって、

甘い誘惑の糸を引いたことだってある。


わたしは、今までやり散らかしたことよりも、

やってないこと、周りの子がよく見えちゃうの。

それは自分に、目を向けることを避けてきたからかも。

いつも周りばっかり見て、

自分は、何してるんだろう?って思ってた。


高校の後輩に会った。

当時から可愛くて人気者の中にいたギャル。

その子の足は鶏の足のように、

細くて、髪はピンク色だった。

とっても痩せてたの。

そんな姿を見て思った。


自分はあーなりたくないと。

今まで、自分にはないスレンダーなスタイルに憧れてた。

でも違うってことに気がついた。

骨格ウェーブな下半身太りな私のほうが

健康的でいーな!って思ったの。

ここにたどり着くまで約20年経った。


何年経ったとしても自分を受け入れる。

これができただけでも、自分を好きになろうと思った。

誰になんと言われても、

ハンドルは自分で握らないと、ブレーキも踏めない大人になっちゃう。


そんな大人に私はなりなくない。



loading

この作品はいかがでしたか?

17

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚