※喋り方(?)の表現下手かも。
【nkm side】
teacher「~~~で、〇〇からして、、、」
先生の声が教室中に響き渡る。
真面目に授業を受けている者、居眠りをする者、授業中にスマホを見る者、それぞれだ。
ちなみにshkは静かに音ゲーしている。
俺は教室の外を見る。
グラウンドではどこかのクラスが体育をしていた。
nkm(……今日、sm、朝起きてこなかったな…)
俺の弟は無口だ。
自分の意見も、気持ちもあまり言わない。
でも、兄弟の誰よりも真面目だ。
真面目で、冷静で、無口で、でも優しくて、でも甘えるのは苦手で…
俺はそんなsmが大好きだ。
確かに俺は4男で、一応双子の弟であるshkはいる。
でも、双子という事もあり、なかなか弟がいるという感じはしていなかった。
そんな時、smが生まれたんだ。
俺らの兄ちゃんたちは慣れているかもだけど、俺らからしたら初めての弟だった。
だから、自分でも自覚するほど、smにぞっこんだ。
いつもはきちんと朝の時間には起きてくるsmが、今日は起きてこなかった。
何かあったのかな、と思ったが、俺も家を出なければいけない時間だったので、smの様子も見ないまま、学校に行った。
shk「nkm?何してんだ?」
nkm「え?」
shk「?授業終わったけど…」
nkm「え!!??うわ、最後の方、ノートとってない…」
shk「あー…家でノート見せてやるよ」
nkm「うわ…そうやってイケメンポイントあげる…」
「えーっと、ご飯だっけ?」
shk「何言ってんだ?今日は授業昼までだぞ」
nkm「あー、そっか、じゃあ家帰ろ」
shkと話しながら帰路に着く。
shk「あ、そういえばさ、最近思うんだけど…」
nkm「ん?」
shk「最近、smとちゃんと関われてないな~って思って」
nkm「分かる」
shk「いくら真面目で大人しくても、まだ中学一年じゃん?」
nkm「…来月とかさ、俺らでどっか連れてく?バイト休んで。」
shk「そうだな、、何処連れてく?」
nkm「でっかい本屋とかは?」
shk「あり」
家に着く。
玄関に入ると、smの靴があった。
nkm「あれ、sm帰ってる?」
shk「smの部屋、見に行ってみるか」
と言うわけで、俺らはsmの部屋に行く事にした。