実由とは幼馴染で、小さい頃からお互い家族の様に接してきた。
杉田の妹だけど、兄弟のいない俺は実由の事を実の妹みたいに思ってきたわけで……。
いくら妹みたいに接してきたからと言っても本当の妹ではなくて、実由の見た目は幼く見えても年齢的には2歳しか離れていないわけだし、恋愛対象と見てもおかしくないという常識くらいはわかっている。
でも、あれはいつの事だっただろう。
家族の様に接してきた実由に恋愛感情が芽生え始めた自分が気持ち悪くて……
小さい頃に実由が将来俺のお嫁さんになると言った時、めちゃくちゃ嬉しかったのに、俺はいつもの様に実由をおちょくって誤魔化した。
それからずっと、気を紛らわす為に彼女を作ってみたりして誤魔化してきて……今に至る。
「雄太ー!あんず飴二つ当たったから一つあげるね」
佐藤と戻って来た実由は、俺のところに走って来た。
佐藤って結衣ちゃん以外******
**************************
***************
****************************
*********
**************************
********************
********************
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!