〜翌日〜
「行ってきます」
僕は誰もいない家にむかって挨拶をする。母さんが死んでもう随分と経ったように思う。一人で生活することや、一人で挨拶することにも随分と慣れた。僕は自身の成長を少し感じながらドアを開いた。鍵をしめて門を出る。すると、そこには真白がいた。
「拓馬くん、おはよう!」
「う、うん。おはよう真白」
なんで真白がここに居るんだ?
「なんで私がここにいるのか…でしょ?」
真白はニパッと笑って、僕にあるものを突き出してきた。それは
「水族館のチケット!」
「水族館?」僕は口に出して、もう一度「水族館…」と繰り返してみる。僕と真白と水族館…1体どこに共通点があるのやら。真白の顔を見ると、何やら興奮したように顔を赤らめ、キラキラと輝かせている。そこで僕は思いついた。
「そういうことか笑」
「うん!」
※急ですが、フォロワー様が100人を超えたら、新しい連載(ノベル)を始めようと思います!『心の声』の続編(?)のような感じですので、是非フォローといいね♡よろしくお願いします!
コメント
2件
おお〜!ついにデートかぁいいぞもっとやれ((((((殴 新連載も楽しみにしてます!