「麻佑笑っ?…」
「しばらくだね雪菜」
「雪~」
「理~こっちだよ」
「ねぇ誰だっけ?」
「元長谷部の彼女よ」
「私の彼よ麻佑笑っ」
「初めまして佐久間理です」
「あ、そうなんだ雪菜結婚するの?」
「冷たい言い方よね麻佑…」
「結婚するなら招待状いらないからね同級生集まるでしょ」
「雪菜…あの娘変わったよな」
「うん…ごめんね理さん…」
「凄い車だなぁ」
「お父さんって起業家に就いてるからね…」
行こう、
前の車が停車、信号が見えたが点滅、
オーライオーライ、
おい!止めろ!
市内の市営バスにぶつかり乗用車に斜めにぶつかり傾いた!
こら~!!
山木~!女の車だ!
私は何があったのか…
座席から滑り落ちてた。
シートベルトがギツギツに閉められてた…
助けて…!!
警察呼べ~!それと救急車だ!
「ねぇ遅くない?麻佑にかけたが出なかった…」
救急隊が彼女のバックを保持した。
鳴ってないか?…
はい…
〃もしもし?麻佑なの…〃
こちら救急車ですがそちら様の娘さんですか?
はい一ノ瀬麻佑は私の妹ですが…
大型トラックの下じきになり今運ばれてますが!
〃あのすみませんが救急車どこの病院に着くのか…〃
市立病院に行く事を知らせた…
お母さん~!麻佑が交通事故で救急車で運ばれたって
お茶を落とした母の葉子が
麻佑が?…
「ちょっとお父さんに知らせないと!」
「彬さん~!起きてよ!お母さんの車で病院に行くって」
「どうした?…彩美」
「麻佑が事故に会ったから…」
何だって!!
彩美を抱えた!
「下ろしてよ私は大丈夫だから早く着替えて…」
あなたの車…
「俺のは良いから麻佑ちゃんが危ないだろ…」
「お義母さん支度!」
「彬さん運転してね…」
「はい…」
行き先は?…
市立病院って何処なの?…
「彩美きちんと聞かなかったの…」
中央区北11条西13丁目か…
彬さん早い~
Uターンした…
20分後に着いた。
お母さんが走りながら、
真山さん…
あれ?…一ノ瀬さんどうした?…
娘の麻佑が運ばれてませんか!
真山先生が受付で聞いてた。
一ノ瀬麻佑さんですね…
「加原さん、一ノ瀬さん運ばれました?」
今治療室ですよ
脳震盪を起こしてますから、
点滴、鎮痛剤を射ちましたから
案内された病室に向かった。
赤ら顔で寝てた…
足元が捻挫してた
頭に包帯かけられてた
麻佑~!ごめんね
「姉さん…ごめん車が潰れたよ…お義兄さんごめんなさい…」
「車より君が心配したよ…」
良かった…
お母さん…
大型トラックの運転手が見えた。
「下請け業者ですが申し訳ありませんでした…」
バスも潰れたとか…
運転手は怪我も乗客もなかったのですが…市営バスに謝りに行ったら。傷害保険でなるからでも…乗用車の女性が怪我してるかも知れないから、調べて謝罪にいった方が良いって言われ…
車はお嬢さんの車ですか?
はい俺の車ですが…
高藤さん…
〃社長大変ですよ!高藤健之介の息子ですが!〃
どのような関係ですか?…
「娘の旦那です…」
「私達は一ノ瀬亮一の娘、嫁の葉子と申しますが…」
専務…社長に報せろ!
名刺出された。
高倉凌と書かれてた…
兄が見えます…
ドアが開いた!
麻佑~!!
お父さんが見えた…
「一ノ瀬さん…この度は申し訳ありませんでした…」
運転手の男性がお辞儀をした。
木戸さん?…
運転手の木戸拓也と父と高倉さんの親と同級生だった。