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⚠︎自衛はしっかりお願いします
⚠︎いじめ、暴力の場面があります
注意
英日帝♀の続編(見た方が分かりやすい)
きょうだい、親子、親友表現あり
政治的意図なし
モブにアメリカ嫌われ
新CP
アメリカ×カナダ(BL、片想い)
⚠︎最終警告⚠︎
いじめ、暴力の場面が含まれます
苦手な方は閲覧をお控え下さい。
第三話
日本に母上へのプレゼントを渡せたので
今日は大人しく寮に戻ることにした。
カナダとフランスさんと一生懸命選んだから
喜んでくれると嬉しいな。
日本とにゃぽんは春休みを満喫できただろうか。
残念ながら俺は帰れなかったけど
夏こそは家族みんなで休暇を取りたい。
それを目標に、明日からも頑張ろう!
———いたっ、
…小石?まさか、
「よっしゃ!当たったぜ!」
「こんな攻撃も避けられないなんて、
どうされたんですか!特待生アメリカ様〜www」
ああ、またか。
よく飽きないな。
「おい、頭から血が出てきたぞ。
誰だか知んねぇけど報告すればお前らもただでは済まないからな。」
溢れ出る血液で熱くなった頭を押さえながら
なんとか睨みつけたが、そいつらの目には
かえって面白く写ったようだ。
「俺を誰だと思って言ってるんだ?
俺は政府高官の息子だぞ?この学校の教師も俺には逆らえない!証拠もないのに誰がお前のことを信じるか!」
「いくらブリテン財閥の長男でも国には逆らえないからな!あっはっはっは…」
途中からあいつらの笑い声すら聞こえなくなっていた。
いじめが始まったのは俺が高等部二年生の頃から。
俺は特待生の中でもさらに優秀な「飛び級生」に認定され、実際の年齢より二つ上の
学年に通っている。
今日から高等部三年生だが年齢は一年生だ。
そして政府なんちゃらのあいつらは一般コースの高等部三年生。
実年齢は俺より二つも上なくせに頭も悪く
親の名に縋るしかない可哀想な奴らだ。
そんなのはどうでもいい。問題はそこじゃない。
あいつらは言っていた。
この学校の教師もあいつらの親に買収されて逆らえないと。
それが本当なら大問題だぞ。
そんなこと俺に言ってもいいのか?
「クソッ、頭痛ぇ」
唯一人目がないところで虐めるという
能だけはあるようで、今のところ誰にも
このことは気づかれていない。
めんどくさいので誰かに相談しようとしたこともあったが、そのことであいつらの親が
ブリテン財閥に圧力をかけでもしたら…
家族に迷惑はかけたくない。
幸い今年で卒業できるしこういうのは
音沙汰を立てない方がいいのだ。
———妹弟にまで手を出されない限りは。
自分の寮に帰ろうと思っていたのに、
邪魔者のせいでその気を失せてしまった。
今日はあいつのところにいくか。
「いらっしゃいアメリカく、って、
どうしたのその怪我!?」
「急に悪い。あー、これは…
ちょっとこけてさ。絆創膏くれないか?」
一人でいる気にもならなくて取り敢えず
親友のカナダの寮に泊まらせてもらうことにした。
カナダは優しいからすぐに対応してくれて
ありがたい。
「そんな大きな傷絆創膏じゃ治らないよ…
こっち来て。僕が手当てするね。」
「…ん、サンキュー」
手慣れた手つきで手当てを済ませると
カナダはため息をついた。
「アメリカ君最近無理し過ぎじゃない?
春休み実家に帰ってなかったそうだし、とても疲れてるように見えるよ。」
相変わらずカナダは鋭い。
十何年もの仲だからだろうか。
俺のような飛び級生は周りの人よりも
進級する条件が厳しく、気を抜けば留年する可能性も高い。
なので長期休みも実家に帰らず学校に残って膨大な課題や社会貢献に励み実積を積んでいく飛び級生が多い。
「ま、一般コースの僕には関係ない話だと思いますけどね、アメリカ先輩。」
「おい、よせ。同い年なんだから先輩呼びはやめろ。」
「あはは!冗談だよ。」
その冗談を何度聞かされたことか。
確かに俺の方が学年は上だが
カナダにだけは心を許しているので
先輩呼びはやめてほしい。
ネガティブなことを考えていると
腹が減ってきた。
腹の音が聞かれてしまったようでカナダに笑われてしまった。
「アメリカ君夕飯まだだよね?
どうする?学生食堂行く?」
「…今日はカナダの飯が食いたい」
俺はもうあまり動く気力がなかったので
恥を捨てて美味くて胃に優しいカナダの料理を食べたいと言って甘えると、カナダ一瞬は驚いた表情をしたけど直ぐに優しい笑顔に戻って快諾してくれた。
「やっぱお前の飯は美味いな…!」
「ほ、ほんと?春休み手料理の練習頑張ったんだ!父さんも褒めてくれたし、アメリカ君にも喜んでもらえるなんて今日は最高な日だよ!」
俺よりも喜んでくれるカナダを見て、荒んだ心が少し浄化された気がした。
「ああ、去年よりもずっと美味い。
店開けるぞ!フレスコ料亭にも負けないくらいの!」
「そんなこと…えへへ、ありがとう!」
今日はとても充実した夜になった。
春休みのストレスといじめへの怒りを
忘れてしまうくらいに。
ねぇ、アメリカ君。
君はいつも、何の取り柄もない僕と一緒にいてくれるよね。
どんなにモテてもどんなにすごい友達ができても、ずっと僕が一番だって…
すごく嬉しいよ?
僕だってあんなにすごいアメリカ君に親友って言ってもらえてさ。
でもさ…
「悪りい、一緒に寝てくれないか」
「やっぱお前の飯が一番美味い」
「カナダといると落ち着く…」
「もう店じゃなくて俺のとこに嫁に来ないか……?なんてな!ははははは!」
…なんて、ちょっと期待しちゃうじゃん。
カナダ
アパレル企業の社長の一人息子
高等部一年生
アメリカとは幼馴染
ファッションとかに興味はない
料理男子いいよね…
虐めたモブ達
政府関係のボンボン達
特に狙いは無くただ自分達と違って
人気者のアメリカに嫉妬し虐めている
親が偉いので自分達は大丈夫だと
信じている