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ちょむ
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第1章 転校生
春。
桜の花びらが舞う校門を、あかねは少し緊張した面持ちでくぐった。
今日から、この学校の生徒になる。
「……大丈夫、大丈夫」
小さく呟いて、あかねは校舎へ向かった。
教室に入ると、担任の先生に促されて教壇の前へ立つ。
「今日からこのクラスに入る、あかねさんだ。みんな仲良くするように」
「よろしくお願いします」
頭を下げると、教室のあちこちから声が聞こえた。
「よろしくー!」
「どこから来たの?」
「放課後、一緒に帰ろうよ!」
たくさんの視線に少し戸惑いながらも、あかねは笑顔を浮かべた。
そのときだった。
教室の後ろから、低い声が聞こえた。
「……騒がしいな」
振り向くと、窓際の席に一人の男子生徒が座っていた。
少し鋭い目つき。
どこか近寄りがたい雰囲気。
それなのに、なぜか目が離せなかった。
「……あの人、誰?」
隣の席の女子に小声で聞く。
「ああ、ボスキくん?」
「ボスキ……」
「ちょっと怖そうに見えるけど、実際は面倒見いいんだよ」
その瞬間。
ボスキと目が合った。
「……」
「……!」
あかねが慌てて目を逸らす。
けれど、ボスキはしばらくこちらを見ていた。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 転校生のあかねちゃん、緊張してる感じがすごく伝わってきて、最初の「大丈夫、大丈夫」って自分に言い聞かせてるところ、めっちゃ共感しました…! そしてボスキくん、一発で目を引くキャラですね。あの「…騒がしいな」の低い声、近寄りがたい雰囲気なのに、なぜか目が離せない感じ…好きです、そういうの。隣の席の子が「面倒見いいんだよ」ってフォロー入れてるのも、今後の展開が気になるポイント。 目が合った瞬間のあかねちゃんの慌て方と、ボスキくんがしばらく見つめてたっていうのが、もう…続きが気になりすぎます! 次話、楽しみにしてます🖤