テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🎀
1,733
席替えをしてから早くも遅くも1週間が経とうとしていた。
これまでの1週間弱、ただの隣の席の 吉田仁人 という人に俺は振り回されまくってる。いやいや、なんでやねん。
でも実際… 、吉田は、なぁ?
教室で隣の人とのレポート中には
塩﨑「 エアコン効きすぎで冷えるわぁ 」
吉田「 だいちゃんが弱みを言うのって珍しいかも笑笑 」
そう言って仁ちゃんは右手を差し出してくる。(向かい合って座ってます)
吉田「 ほら、手。貸して? 」
逆らうことは身体が許さない様子ですぐに左手を出した。すると…
吉田「 ん。こうすればあったかい 」
… … 手を繋いできた。しかも指を絡める方のやつ。え。
塩﨑「 えと、じんと? ⸝ ⸝ 」
吉田「 ん〜 。だいちは、やなの、 」
俺は嫌なのかって上目遣いで聞いてくるじんと。こんななんか甘酸っぱい雰囲気とか、耐えられるもんじゃねぇってば。
しばらくすると、後ろの席の 佐野勇人 と 山中柔太朗 と 曽野瞬太 がニヤニヤした嫌な顔でこっちを見てくるのがわかった。
塩﨑「 なんだよ。⸝ ⸝ 」
曽野「 いやぁ〜なんもぉ? 笑 」
吉田「 、? ってレポートおわんない 」
瞬太と話した一瞬でじんとはレポート作成モードに入っちゃった。あの手を繋いだ時間はなんだったんだろう。
そして金曜日はモヤモヤしたまま終わりを迎えようとしていた。
コメント
1件
いや~~〜甘酸っぱい!! 席替えからの1週間、もうじんとの距離感がたまらん。エアコン効きすぎて冷えるって言ったら即手繋いできて、しかも指絡める方って反則じゃない?「だいちは、やなの」上目遣いもズルすぎる笑笑。後ろの佐野たちのニヤニヤも含めて、教室の空気がめっちゃ伝わってきた。続き気になる……!