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あらすじ:実家の墓の隣にある大きな扉の中に行っている、僕(ゆうき)・かける・しゅう。長い階段を降りて、また長い廊下を歩いているところ、ゆうきが突然体調を崩し、嘔吐をすると、何やら鍵のようなものが。この鍵はなんなのだろうか。
僕 「はぁ…はぁ…ゴホッ…な…にこれ…」
かける 「ゆうき…大丈夫か…?」
僕 「ごめん…この血の匂いと風景に耐えられなくて……ゴホッ…オェエ…」 ボトボト…
しゅう 「いったん、横になろうぜ…。」
僕 「あぁ…ごめん…ゴホッ…」
かける 「で…この鍵はなんなんだ?」
僕 「僕もよくわかんない…でも、今それを吐いて、すごく体が軽くなった気がするんだ。」
しゅう 「軽くなったぁ?じゃあその鍵生まれつきあったんじゃねえか?」
かける 「さすがにそれはないだろ…せめて、生まれたあと…とかじゃないのか?」
僕 「うーん…何事もお母さんに聞いてみなきゃわかんないよ… 」
しゅう 「今、スマホ持ってるから聞けるんじゃねえか?」
僕 「あ…あぁ…ピピッ…プルルルル…」
電話 「ただいまおかけに…おかけになった電話はははははは…現在つかわれてぇ..おりません。」
僕 「う、うわぁぁぁ!!」ポイッ…ガチャ
かける 「お、おい…ゆうき、どーしたんだよ…電話に出てくれなかったのか?」
僕 「違う…違う違う違う違う違う…!!!! 電話が…ぶっ壊れて…ああああああ!!!!!」
しゅう 「ゆ、ゆうきが…壊れちまった…」
僕 「はぁ…はぁ…!……グラッ…バタッ」
しゅう 「今度はゆうきが倒れちまった…」
かける 「しゅうのときみたいに、また寝かそーぜ。 」
しゅう 「そうだな…。(そうか…俺が倒れた時も寝かせてくれてたんだな…かけるは俺とゆうきを世話焼いてくれたんだな…。次はかけるが倒れてしまうんじゃないか…?)」
〜2,3分後〜
僕 「っはぁ…!はぁ…はぁ…僕…寝てたのか…。」
しゅう 「あ!ゆうきが起きた!」
かける 「ゆうき…!起きたのか!よかった…しゅうよりも起きるのが早かったな」
しゅう 「あぁ…なんか…ごめん…」
僕 「そんなことよりも…先に進んで、血の正体と、廊下の先にあるものを調べないと…」
かける 「おいおい…待てって!お前その調子で行ったら、どうなるか分かってんのか!?次は倒れるだけじゃすまねーかもしれないじゃねえか…!」
僕 「もうほんとに大丈夫だよ、血は見慣れたし、気分も悪くないよ。」
しゅう 「なぁ、かける…ゆうきを信じてやろうぜ。ゆうきだって、もうそんなに心配する歳じゃねぇんだ。」
かける 「だけど…! 」
しゅう 「かけるだって、〈大丈夫?大丈夫?!〉って何度も聞かれると面倒だろ?」
かける 「確かに..そうかもしれ…ない… 」
しゅう 「だろ?だから大丈夫だよ。」
かける 「わかったよ…その代わり、ゆうきになにがあったって知らねえからな!」
僕 「あぁ…!心配されなくても大丈夫だぜ!」
かけるは少しだけ顔を赤らめた。
僕 「じゃあ今度こそ、行こうぜ。」
2人 「あぁ!/おー!」