あらすじ: 実家の墓の隣にある大きな扉の中に行っている、ゆうき・かける・しゅう。3人は長い階段をおり、今長い廊下の先にあるものを探している。そして前回、ゆうきが嘔吐をしてしまい、そこの中から鍵が出てきたことを聞こうとゆうきの母に聞いてみたところ、電話が壊れてしまい、ゆうきが倒れてしまった。鍵の正体は未だに謎だ。ここからどうなるのだろうか…
僕 「じゃあ今度こそ、行こうぜ。」
2人 「あぁ!/おー!」
しゅう 「はぁ…なんか色んな謎が出てきたな…この先のことも、ゆうきからでてきたこの鍵のことも、血のことも…」
かける 「まぁまぁ、1個ずつ解決していこうぜ?」
しゅう 「それもそうだな。」
僕 「…ハッ…!お、おい、2人とも…あれを見てみろ…」
しゅう 「あぁ?えっ…!」
かける 「何があるん……なんだあれ…」
そこには背中にナイフが深く刺さった血だらけの人がいた。血の正体は明らかにこれだとわかった。
僕 「うぅ…また気持ち悪くなって…ない?」
しゅう 「あーまたわけわかんなくなってきやがった!」
かける 「しゅう…落ち着いて…! 」
しゅう 「もうここにいるのも疲れた…謎を調べていくのと共に、また新しい謎が出てくるんだ…だからもう疲れたよ…!」
かける 「ここから先に進んだら絶対なんかあるから!もう…行こ!」
…………………トコトコトコトコ…………
かける 「………………おい…………これ、どんだけ歩くんだよ…ってこのセリフ前にも言ったような………!」
しゅう 「あはははは!!!たのしいぃ〜なぁ〜!歩くことはすごく楽しいなぁ〜!」
僕 「しゅうは、ずっと壊れたままだよ…肩車しながら歩いてるけど、もう僕もクタクタだ〜…」
??? 「ホーゥホイ!!マンダラガーギー!」
僕 「は、はぁ…?な、なにこの…呪文みたいなの…」
かける 「うわ…頭痛くなる…あ、扉が見えてきたよ…。」
僕 「ほんとだ…かける…行ける?」
かける 「うん…。」
2人で扉の前に立つ。
かける 「あ…鍵かかってね? 」
僕 「ほんとだ…。あ、鍵と言えば…」
ゆうきのポケットからさっき吐き出した鍵を取り出す。
僕 「これ…使えるかな…?」
自分が持っていた鍵を突き刺す。そして、回すとガチャという音を立てて鍵が開く。
僕 「うわ…刺さって、開いた…。おい…
しゅう…1回起きろ!」
しゅうを叩き起した。
しゅう 「えっ…?な、なんだよ…ここ..。え!? 扉あんじゃん!開けてみようぜ!」
ムクっと立ち上がり、扉を開けようとする。
かける 「おい待て…この先には何があるかですら分からないし、さっき変な音もしたし…気味悪ぃよ…。」
僕 「でも、ここまで来て調べずに帰るってのも嫌だし…」
そのときゆうきのスマホからピコンッという音がした。
僕 「うわっ!スマホの通知か…見てみよ」
スマホを開くと、ゆうきのお母さんからのメッセージだった。
メッセージには
『い▒すぐ▒かえ▒▒▒▒さい…じゃ▒いと…』というメッセージが送られてきた。
僕 「な、なにこれ…途中途中で、モヤみたいなのがかかって、よく見えないけど、多分、『今すぐ帰ってきなさい…じゃないと…』って送っているんだよ…。」
かける 「おい…そのメッセージ…やばくねぇか…?ゆうき…もっかい読みあげてみろ..。」
僕 「え…。『今すぐ帰ってきなさい…じゃないと…』っ…!マジか…。」
しゅう 「今、かなりヤバい状態なんじゃねえの…? 」
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