テラーノベル
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「はっ……!? ゲホッ、コハッ……!」
激しく咳き込みながら飛び起きる。
掌に触れたのは、湿った土と青々とした草の感触だった。頭上を見上げれば、見慣れない巨木が枝を広げ、木漏れ日が眩しく視界を刺す。
「ハァ……ハァ……な、なんだ、ここ……?」
自分の手を見る。指がある。足も動く。
さっきまでアスファルトの上で下半身を失い、血を吐いていたはずの体が、まるで何事もなかったかのように無傷だった。服には血の一滴すらついていない。
(夢……か? いや、あの激痛と、骨が砕ける音は絶対に夢なんかじゃねえ……)
パニックになりかけながら周囲を見回す。見渡す限り、見知らぬ原生林が広がっていた。道路も、信号も、コンビニもない。
「マジで……どこなんだよ、ここ……」
己の状況に恐怖し、その場にへたり込もうとした時だった。
ザザッ、と草を踏みしめる小さな足音が近づいてくる。
「っ……! 誰だ!?」
警戒して身を構えた俺の前に、木々の隙間から一人の少女が姿を現した。
風にそよぐ美しい黒髪と、澄んだ琥珀色の瞳。どこかこの世の者とは思えないほど整った容姿をした少女だった。
「大丈夫? 見慣れない服を着ているけれど……迷子かしら」
彼女は戸惑う俺を警戒することもなく、心配そうにその眉を下げて顔を覗き込んできたのだった。
言ってる意味がわかんねぇ☆
誤字は報告☆
じゃあね
コメント
17件
おぉ!?!?にゃん この少女の名前は何になるんだろう?