教室に着くと何やらクラスの男子が騒いでいた。
mb「お、優等生くん!」
um「やめてくださいよ、そのあだ名…w」
mb「まぁ、優真!今日は何の日か分かるか?」
um「今日…あ、テスト?」
mb「そりゃあそうだけどもッ、!」
「今日は"バレンタイン"だぞ!」
「あのリア充共がイチャコラしたり、新しいカップルができたりする」
「あの憎き日だ!!」
um「へ~、憎き日何ですね」
mb「そう思わないのか、お前!?」
um「いや、だって別に学校とかに関係ないですし…」
mb「真面目だなぁ」
「てか、優真机のなか見た?」
um「なんで見る必要があるんですか…」
mb「チョコ」
um「まぁ、そんなに話されると気になるし見てみますね、」
僕はそう言い、机の中を見てみた。
um「なにこれ」
mb「え~、優真チョコ入ってんのかよ…」
「しかも絶対義理じゃない」
「でも、チョコ何個入ってたんだ!?」
um「…5、6個」
mb「モテすぎじゃね?」
um「は?」
mb「ごめん」
それから先生が来て、授業が始まった。
けれど、チョコに手紙がついてあるものもあった。
本当にそうなのかもしれないけれど。
今日は何も無く、暇だったのでゲーム実況部を見にきた。
ky「♪~~」
麗さんは何か花歌を歌いながら周りの机を漁っていた。
um「何やってんだろ?」
と思い、僕は麗さんの隣に行って聞いた。
um「何してるんですか、麗さん?」
ky「ゆ、優真くん!!?」
「いつの間に…」
um「さっきから居たんですけどね」
ky「それはごめん!」
「あ、優真くんこれあげる!」
そういうと麗さんは箱を渡してきた。
um「なにこれ」
ky「チョコだよ!」
「時間が無くて試供品になっちゃったけど…」
「友チョコってことでね!」
um「へ~…」
「けどなんで周りの机を漁っていたんですか?」
ky「え~っと、チョコどこに置けばいいか分からなくて…」
um「そうだったんですね、てっきり何か盗もうとしてたのかと…」
ky「流石にそんなことしかいよ~!」
そういう話をしているとなんだかとても楽しく感じた。
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