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殺意を胸に

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殺意を胸に

3 - 第3話

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2023年04月30日

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渡辺 「 くだらね、俺は仕事してる方が好き 」


佐久間 「 俺は神やんと同意見〜。いつもの日が楽しいよね〜。 」



神山 「 …翔太、佐久間。 」


仕事着の佐久間と翔太が廊下を通った。

俺らはなんもセットしてへんけど、佐久間はサイドを上げて、ピンで留めている。

翔太はオールバックにして、手袋をパチンと装着した。


藤原 「 翔太と佐久間はどこ行くん 」

渡辺 「 …サルディア。 」

神山 「 ふーん。頑張れや笑 」

佐久間 「 簡単だけどね〜。 」


サルディアは…確かに簡単か、

あんま苦労せんよな。敵が弱いから。


重岡 「 邪魔や。除け 」

藤井 「 だる… 」

濱田 「 はよ〜 」


廊下で立ち話をしていると、シゲが佐久間と翔太を押し退けた。

流星はそのまま頭を掻きながら欠伸をしてドアの方へ向かった。

濱ちゃんはこっちに挨拶して立ち止まった。


渡辺 「 チッ…なんだよお前、手出す理由ないだろ? 」

重岡 「 うっさいな。短気が 」

渡辺 「 その言葉、まんまお返しするわ。頭が弱い重岡くんに。 」

重岡 「 あ?なんや、殺るんか? 」

渡辺 「 俺はいいけど? 」

重岡 「 上等やわ。来い 」


まーた始まった…バカ喧嘩。

すぐ喧嘩すんねん、この2人。

流星はほぼ寝てるし…


濱田 「 佐久間も行くんか? 」

佐久間 「 うん。翔太とサルディアにね〜っ 」

濱田 「 おぉ!頑張って! 」

佐久間 「 濱ちゃんは〜? 」

濱田 「 俺はシゲと流星とミヤコラク! 」

佐久間 「 おぉっ!お互い頑張ろ〜! 」

濱田 「 せやな〜っ 」


まぁ…ええか。

俺は考えるのを放置して、顔を洗って、歯を磨いた。

丈も歯を磨き始めたので、静かな洗面所にシャコシャコと音が響いた。

そして微かに廊下から話し声とパンパンと銃声が聞こえてくる。

まぁ…気にせぇへんけど。




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