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「う~ん!やっぱり海って最高!(宿題さぼってきてよかった!本当はやばいけど。)」
そういえば、久しぶりに陸也と話したな。いつの間にか背も伸びてるし。ちょっと前まで私のほうが高かったよ? それに顔もカッコよくなってた…ような… って何考えてるの私!?あいつは幼馴染!それ以上でもそれ以下でもないんだから!
「海那~!どした?ぼ~っとして。」
話しかけてきたのは私の小学校からの親友、さな、きさか、しえみ の三人だった。
(ちなみに、さなはインフルエンサーやってるからおしゃれに敏感なんだよね…。)
なんかみんなニヤニヤしてる?
「あ、きさか。え?私そんなにぼ~っとしてた?」
「してたよ?なんか、陸也がかっこいい~みたいな目してた。」
「それな(笑)」
「さな!違うんだって!」
「海那。みんな海那といつからいると思ってる?(・∀・)ニヤニヤ」
「しえみまで~!」
四人はぎゃいぎゃいと騒いでいた。
なんなんだよ…せっかく久しぶりに会えたと思ったのに…全然素直になれねぇ…。
いい加減俺の気持ちにも気づけよ!!!!!
いままで俺がどんなことをし…
バシャッ!
突然水がかかった。
「あ~!孝二!やったな!」
「ぼーっと陸也への仕返しだけど…どう?(笑)」
こいつは俺の同級生で…ウザいけど、根はやさしいやつなんだよなぁ~。
ただ口が悪い?あおり癖があるんだよな。それがなきゃ、絶対にモテるのに…
「陸也。今ものすごく失礼なこと考えたよね?」
「ギクリ!」
「わざわざ口にしなくていいから。」
「またやってんのかよ。取れ高良好ww」
「「こっちのセリフだ!」」
見事に陸也と孝二、二人の声がハモった。
ちなみにこいつは新吾。ユーチューバーとかティックトッカーをやってる。
こんなヤツでもそれなりに売れているのには普通に驚いたんだよな~。
オマケに女子グループで遊んでる、さな。あいつとも時々コラボしてる。
それも意外と売れてる。(顔がいいのにチャラいからな。こいつ。)
マジでコイツらなんなんだろ…