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あいつの顔を見ると、動悸がする。
もしかして、あいつは黒魔術なんかを習得していて、呪いでもかけられたのだろうか?
「聞いてみるか」
それが一番、速いと思った。
「なあほとけ、俺さ…」
「ん?どうしたの?」
「お前の顔見ると、動悸がするんだ。それに熱っぽくなったり、息苦しかったりもする」
「う、うん」
「お前…俺を呪い殺そうとする気かっ!?」
「え、えええええええ!?!?」
ほとけは、心外だったようだ。
「な、なんで僕が黒魔術使えることになってるの!?!?」
「え、いやだって、症状が明らかに──、」
俺は不思議だった。
病気だとしても、なんでほとけを見た時だけなんだ?
なんだか今も、胸がドキドキしている。
顔が、赤い気がする───。
「うーん」
ほとけは結論を出した。
「それをね、“恋”って言うんだよっ!」
「こ、い…??」
「純粋だねぇ!かわちい〜!」
「うっ、せ…」
顔が、益々火照っていく気がする。
“恋”。
聞いたことはあったし存在は知っているけど、まさか俺が──、ほとけに恋なんて。
驚きも、照れも隠せない。
数ヶ月後、俺は、自分が恋をしていることをやっと自覚した。
そして、今日は、告白をする。
でも、よくよく考えるとあの時ほとけに「それは恋って言うんだよ」と面と向かって言われてしまっている。
もうバレているんじゃないか…?
そう不安になりながらも、放課後、俺は思いを伝える。
「好きだ、ほとけ」
俺はきっと、照れてしまっていたと思う。
俺の言葉を聞いたほとけも、顔を赤くした。
それに、照れ隠しか強がった。
「んもっ、遅いよっ!僕の方が先に恋してたもんね〜っ!」
本心なのかはまだわからないけど、これは…?
「ほとけも、俺のこと…?」
「ず〜っと好きだった!遅いよ、純粋鈍感くん!!」
純粋鈍感くん、とは凄い言い様だと少し驚いた。
でも、こんなに嬉しい気持ちが他にあるだろうか。
「ほとけ、俺と、付き合ってください」
「ふふっ、喜んでっ!」
君の笑顔は、黒魔術なんかかかっていなくてむしろ明るすぎる程だった。
END
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