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瑠「あ~…さいやく」
風邪をひいた。しかも…普通に高い
休もうかとも思ったけど…依頼があるのを思い出して、ベッドから降りた
降りたら、視界がグラッてして、頭も痛いし、なんなら、悪寒もする。
でも…あの家だと風邪くらいで休むなんてこと無かったし
大丈夫だと…思ったんだ。
あの時みたいに…大丈夫だって…
そう、言い聞かせた。
事務所について、隠すように大きな挨拶をした
瑠「おっはよ!!」
杖「今日も…元気…だな」
瑠「おう」
なんか、おっさんの言葉がつまったようにも感じたけど…まぁ…良いか。
すぐ、そばに仁がソファに寝転んでいた
寝てるってすぐに分かった。
結構、大きな声出したつもり…だったけど
まぁ…良いか。
依頼までの数時間は寝て過ごした。
瑠「よし、頑張るぞ!!」
仁「…………騒がしい奴だ」
瑠「な……なんだと!!」
仁「ほら、さっさと行くぞ」
瑠「俺をおいて行くな!!」
急ぎ足で仁を追う
その瞬間、目の前が大きく揺れた
目眩だった……目眩によって少し…気持ち悪くもなった。
そんな…俺を見て仁が
仁「体調が悪いなら、休んでろ」
心配しているようには見えなくて
対抗心からか
瑠「これくらい、平気だ」
って、言っちまった。
あの時…素直に休んでおけば良かった。
先に現場に居たおっさんと合流してから
あとは、いつも通り
仁が千里眼でちゃちゃっと事件を解決したんだけど
犯人が逆上しちまって、逃げ出したんだ
俺はそれを追いかけたんだけど……
瑠「おい、待て!!」
なんだか…今日はとても良かった
いつもなら…急に動くと多少は疲れるけど
今日は…いつもより…速く動ける
熱によって動きが敏感になってたのかもしれない
すぐに犯人を捕まえれた
杖「瑠衣!無事か!!」
おっさんが心配そうに走ってきた。
すぐ近くに、仁も居た。
瑠「あぁ、無事だぜ、ほい、犯人も捕まえたからさ」
杖「そうか…良かった」
おっさんに犯人を受け渡して…これで、一安心って油断したら
目の前が真っ暗になっちまった。
気がついたら…事務所のソファに寝かされてた。
瑠「おれ……なんで…」
杖「起きたか…熱があるのに、無理をするからだぞ」
時計を見ると深夜だった。
近くには仁が寝てて少し遠くにおっさんが居た。
体調も少し良くなったから、俺にかけられてたシーツを仁にかけて
おっさんの方に歩いて行った
杖「大丈夫なのか?」
瑠「大丈夫…少し、目眩はするけど」
ちーず
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杖「なら、座ってなさい、お腹は空いてるか?」
瑠「うん、お腹空いた」
杖「分かったw、すぐに用意する」
おっさんが少し笑ってキッチンの方に行った
俺はリビング…というか、いつも飯を食う時に座る椅子に座った。
杖「心配したんだぞ、急に倒れるから」
瑠「悪い……」
杖「どうして、隠してたんだ?」
瑠「……風邪くらい大丈夫だと思ったんだ」
杖「風邪くらいって…な」
瑠「だって…家だと風邪でなんか休まなかった。から…」
杖「…………そうか…」
おっさんの動きが一瞬止まったけどすぐに動き出した。
杖「だか…もう、これ以降はやめてくれ、私もだが…仁の心臓がもたない」
瑠「仁?なんで?」
杖「瑠衣が倒れて一番心配していたんだ」
瑠「仁が……そっか…」
杖「ほら、出来たぞ、熱いからな」
おっさんが、キッチンから鍋を持ってきて開けるとうどんが入ってた。
瑠「うまそ~」
杖「さっきの続きだが…瑠衣の家庭に首を突っ込む訳では無いが…少しは私たちを信頼してくれないか?」
うどんを食べている手が止まった。
瑠「信頼…してない訳じゃ無いんだ。むしろしてる…でも、未だに抜けないんだ。あの時の日々が」
視線を下にして答えた。
杖「そうか……なら、慣れてもらわないとな」
おっさんがちょっと怖い顔をして笑ったのが、すげぇ怖くて。
背筋がゾッとした。
あとは、飯を食って薬を飲んで寝た。
次の日には熱は下がってたけど。しばらくは外出禁止が出た
それに、仁とおっさんからの説教も受けて
もう、これ以降は熱が出たら休もうと
思った出来事でした。
コメント
2件
風邪くらいで休むなんて…って、よく親に言われるから。これは私がこうなってほしかったなっていう…願望作品です
お疲れ様!第2話読んだよ〜。 瑠衣、めっちゃ無理してんな…「風邪くらいで休めない」って感覚、家庭環境がにじみ出てて切なかったわ。でも仁が心配してた描写とか、おっさんが「慣れてもらわないとな」って笑ったとこ、怖いけどあったかくてグッときた。熱あるのに犯人追いかけられるバトル描写も熱かったし、倒れた後のうどんシーンでほっとした。次も楽しみにしてる!