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1時間もかからず市内に着いた
「甲野…どうした」
「いや何でもありません」
隣に腰かけてた甲斐大翔が
「なんだ?」
甲野と川島刑事が目線で合図した。
「血の香りがした…」
《榊、加納来てくれないか》
《何かありましたか》
《警視庁の麻生警部が到着したからだ》
《了解》
甲野…
戻るぞ…
了解です…本物の甲斐さんを見つけなければ…
川島さんどうした?
麻生さん中に入ってください優木所長と神部長がいますから、
「わざわざありがとうなぁ」
出てきた加納刑事、榊警部が
「お待たせしました麻生警部ですね」
引き離した。
「やっぱりなぁ…」
何だよお前達…警部の傍に行かせろ!
「いやあんた甲斐さんではないだろが!」
ナイフ、拳銃を向けた。
「お前ら死ねよ!」
飛んだ加納と榊警部が
取り押さえた
「何するんだ!!」
ズルッ
顔の皮膚が剥がれた…
「貴様!甲斐さんをどうした!」
「あの男か…笑っ」
「ターミナルの車の中に放置したよ…」
「お前わかってるのか!警視庁の人間殺したら罪は重いんだ!!」
地獄か?天国か!も、もし天国なら良いだろ…
え…
あの男甲斐じゃない…
「待て…麻生さん~」
待ってください!
出てきた麻生警部が
「片腕の彼だ!返せよ!」
「グダグタ言うなよ!」
パンチを食らった男がひっくり返った
優木さん…
酷い顔を見せた
「この男が村木豊だよ…」
殴った優木所長が…
「お前なぁ…警視庁の人間を殺したらどんな罪になるのか分かってるのか!」
「俺は村木に頼まれた!」
はぁ?…
貴様誰だよ!
橘…
「きちんと顔を見せろよ!」
〃聞こえますか所長〃
「川島どうした?」
服が見つかりましたが
甲斐さんが見当たらなくて、
場所は何処だ!
〃飛行場の滑走路に車がありましたが血の痕跡がありましたが
きっと顔を隠してるかもしれません!〃
「分かったパトカーを出すから心配するなよ。千歳の警察に連絡しておくから」
〃はいありがとうございます…〃
「チクショ…何だって顔を引き裂くか…」
病院に行くしかないか…
携帯電話をコートの内ポケットから出した。
ガクッ…
きゃあ!
「救急車呼んでください…」
ちょっとお父さん…
この人…怪我もしてるわよ!
千歳の病院に連絡したが
…
札幌市内の病院じゃ出来ないって言われた。
名前の分かる身分証明、
探した
救急車が見えて乗せた。
「知り合いですか?」
違いますが探したけど見つからなくて、
こちらで探します。
札幌市立病院行き、
救急隊が
コートの内ポケット、「君?…名前言えます?」
警察署…麻生警部…に
血圧計って、
〃市立病院開いてますか、緊急患者を運びます〃
〃はいこちら千歳から札幌市内まで行きます〃
運転手に伝わった。
山口、聡、患者の容態伝えたか、
「酷い顔皮が引き裂かれてます…」
「財布がありました!」
「見つかりましたよ…警視庁からきた甲斐大翔さん、未だ若い男性ですよ…」
「内ポケットから名刺入れがありました。この人に報せてください…麻生洋輔さん」
40分で着いた…
滑車が下ろされた。
受け入れ体制で
「ねぇ事故?…」
優希、
悠斗さん…
「楠本さん、こちらにお入りください!」
整形外科に通された。