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尾「っな!?」







葉「っひ!」










ブチブチッだかぐちゃ、ぬちゃだかなんか気色悪ぃ音ともに私の足は氷から離れていた。









もちろんそれをやったのは私。








おらぁッ!と力任せに抜いたからか、氷と一瞬にマジで足の皮が剥けたらしい。








どくどくと私の両足から血が流れ、水たまりをつくっていた。








……あ?いや、違うな。血なんだから血だまりだ。









『足の皮一枚二枚剥がれたところで、ハンデにもなりゃしねェんだよ!』









轟「お前っ、正気か?!」









『あぁ!正気も正気、大正気だ!







……てかんな無駄口叩いてるヒマあんのかァ?!』











轟「ぐっ!?」










完全に動揺してる轟を、私はぶん殴った。









ズザザァッと飛んで行ったソイツはすぐに立ち上がりプッと血を吐き捨てる。











まだまだ戦意を喪失してないその表情に、ベロッと舌なめずりをした。







『ハッ!もう降参してもいいんだぜ?』









轟「嘘つけ。俺と戦いたくてしょうがないって顔してる癖に」










『わかってんじゃねぇか!!やっぱ、サイコーだよお前!!』









次はガッと鳩尾に向けて蹴りを入れる。








が、凍らせた腕でガードされた。








それにヒュウッと口笛を吹くと、そのまま私の蹴った足を掴んでパキパキと凍らせる。







『ふはッ、冷てェ』







轟「余裕ぶっこいてんじゃ、ねーぞっ!!」







『!』








轟は私の凍った足を両手で掴みなおすと、ぐんッと回して壁にぶん投げた。









でも私が素直に飛ばされてやるわけがなく、逆に轟の腕を掴んで凍ってない方の足で顎をゴッと蹴りあげる。








轟「う、ぐ!」







『あーあー。オマエの個性は確かに強ェけど、それに頼りっぱなしじゃねェか。そんなザツでオオザッパな攻撃じゃ、すぐ殺られちまうぜ?』









轟「うるせぇよ。お前だって片足ダメになってんじゃねぇか。そんな捨て身の攻撃ばっかじゃ、すぐ死ぬぞ」








『ッは!私はオマエみてぇに弱くねェからな!!んな簡単に死なねェんだ、よッ!』








次は少し距離をとってから、轟に真っ正面から突っ込んでいく。








凍った片足の所為でスピードは落ちてるけど、でも走れないわけじゃねェ。








流石にこれを素直に受け取るほどアイツもバカじゃねぇから、警戒して構えながら私に向かってガガガッと氷を出した。

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コメント

2

ユーザー

うん、好き♡! 続き待ってます!

ユーザー

良い…

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