コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そして私は麻酔を打たれ、目を閉じだ。
「……何…ここ…」
そこはとても美しく、でも、どこか寂しさを感じる場所だった。
静寂を奏でる空間の中で、誰かが私の名を呼ぶ声がした。
「―誰?」
私は周りを見渡した。
???「〜〜〜。」
(何を言っているんだろう…)
私は再度その人に話しかけた。
「―ねえ、あなたは誰なの?」
恐怖心はない。だが、何故か不思議な気持ちに襲われていた。
背後から足音が聞こえてきた。
まだ遠くにいる人影が見えた。
その人影は私に対し、手を振っている。
私は目を凝らしてその人をじっと見つめた。
でも、私はこんな人知らない、、
(誰なのかな?)
その人は私の目の前まで来た。
「久しぶりだね、○○」
彼は胸に手を当てて私に一礼した。
「ぇ?あ、えっと…は、初めまして…」
(久しぶりってどういうこと…?)
彼は優しく笑って言った。
「不思議そうな顔をしているね、まあ、そりゃあそうか。
でもいつか真実を知る時が来るよ、その時、全てがわかるからね。」
「は、はい…」
不思議な人、そう思った。
彼はあっそうだ、といい私の手を握った。
「君に見せたいものがあるんだ、ちょっと一緒に来てくれるかい?」
「は、はい、いいですよ」
そう返事をした。
彼はニコッと微笑んだ。
NEXT