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wrwrd 短編とかblとか

第1話 - 1　🐖🌀　🥪　●完成●

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2025年05月04日

#wrwrd

探索者A&B

よく見るショタが→みたいなやつ

(tn ✕ gr)

シェア、迷惑行為禁止

特にシェアは身内でもしないで

名前をお借りしたエンタメとしてみてください。

R18はない。かけん。続かない

検索避けとか。略語お願いします。

3000文字。長いよ

守れる人だけでどうぞ

Tn「………」

引っ越してきたばかりの場所。楽しくてつい遠くまではしゃいでたらわけわからんとこにきてしもうた。

どこや、ここ。かあさんおらんし、とうさんもおらん

あ、4時のチャイムなった。このままかえれへんのかな。この前みてたけーじどらま？みたいに変な人につれてかれるんかな

ブランコがきい、きいと軋む音が妙で、怖くて周りに誰もおらんのが怖くて泣き出してしまった。

泣いてもなんにもならないのに。

Gr「お前、もしかして隣のトントンか？」

ブランコから顔をあげると引っ越して初日、おとなりさんに挨拶をしに行ったとき出てきたお兄さんがいた。名前はたしかグルッペン、みたいな。

綺麗って思った。

でも知ってる顔を見るだけでものすごく安心して、また泣き出してしまった。

Gr「…っふははお前、よくこんなとこまで来れたなw」

お兄さんはケラケラと笑ってさげてたバックの中からチョコレートとオレンジジュースを渡してくれた。

嬉しいけどちょっとむかつく。

Gr「怒るなよ。ほら、寒くなるからこれつけとけ。帰るゾ」

赤いマフラーを巻き付けてくれるお兄さんを見上げると初めて会った日はよく見えなかった赤い目が見えた。おんなじ、お兄さんと。

ぼーっと見ているとお兄さんが僕の手を握り歩きだした。

Gr「～～～～♪︎」

Tn「なんの曲？」

Gr「ソ○国歌」

Tn「それ○こっか？」

Gr「覚えなくていい」

Tn「はーい」

ー

Gr「…お前の家、もしかして誰もいない？」

ピンポーンとインターホンを押すが中から人が来る様子は全くなく。というか車すらない。

グルッペン兄さんもむ、と考え込んでいる。

Tn「誰かおるはず」

Gr「…そう、か。分かった。とりあえず俺の家に来い。外で待つわけにもいかないだろう。」

家、グルッペン兄さんの？

Tn「えっ」

Gr「なんだ、お前外で待ちたいのか？」

Tn「入る！いく！」

ーー

兄さんと、二人、兄さんと、二人、兄さんと、二人

頭がぐるぐるする。出されたクッキーもジュースもどうでもいい。ぐるぐるする。

Gr「そうだ。頼む」

Gr「さて、お前の親に連絡するからな。」

Tn「…」

Gr「？どうした？熱でもあるのか」

兄さんの顔が目の前に、目赤いな。髪サラサラなのかな。触ってみたいな

Tn「……」

Gr「ふ、金髪は珍しいか？」

「グルッペン～！ただいま～！話し聞いたわよ！もう来てるみたいだからご挨拶！」

Gr「行くゾ」

手の中のサラサラな髪はするりと抜けてしまった。

ー

「あ、よかった！！！ごめんね、目離して、ごめんね！あ、グルッペン君、ありがとう本当に助かったわ！！」

Gr「いえいえ」

Tn「ありがとう」

「あっ、マフラーも、返しなさい？」

Tn「…いやや」

Gr「…ふむ」

「えっ、でもこれグルッペン君のよ？大事なものだし…」

Tn「いや」

渡すとなんか繋がりなくなる気がした。

Gr「じゃあお前にあげよう。また暑くなったら返せよ？」

「えっ、いいですよ、返します！」

Gr「いや、こうなったら渡さないでしょう」

Tn「ありがと！！なつ、かえす！」

夏になったらまた別のものを借りよう。

Gr「じゃ、またな」

Tn「うん！」

Gr「眠ぃ」

Tn「おはよ！グルさん！」

Gr「ぉ゛はよ…」

毎日音がする時間にドアを出ればグルさんと一緒に登校できる。

ここ最近はずっと一緒にいってる。もうすぐグルさんは高校生になる。一緒の学校にはいられないけど登校にはついてけるから毎日送ってってる

Tn「グルさん」

Gr「なんだ？」

Tn「大好き」

Gr「、、ふはっ」

Tn「あ、まともにうけてないやろ！」

Gr「はははっwあんまり適当に言うんじゃないゾw」

Tn「適当やないし」

Gr「俺よりチビだしな～」

Tn「それはしかたないやろ！」

Gr「かわいいしなあ」

Tn「だってまだ7才やん」

Gr「7才でもモデルはいるゾ。じゃあな」

全然本気にしてくれへん。

ーー

「へぇ、あなた好かれてるのね」

Gr「可愛い」

「…残念だけど悪い知らせよ。」

Gr「…また引っ越しか」

「ああ、次はイギリスだ。といってもその後またドイツに戻るんだが。」

Gr「分かった」

「お別れしてきなさいよ」

Gr「おう」

ーー

Os「え、引っ越し？またなん？」

Gr「あぁ。イギリスとドイツだと」

Os「えー、お土産お金でいいよ」

Gr「渡さねえよ」

Os「寂しなるなぁ…」

Gr「じゃ、またな」

Os「おう。…またね」

ーー

「グルッペン、準備できたかしら？」

Gr「おう」

「トントン君に申し訳ないな」

Gr「………あ」

「？どうかしたの？」

Gr「イウノワスレテタ」

「えっ、あなた、ここ空港よ！？」

Gr「……まあ、いいか」

「…はあ……また、日本戻ってきたときに会いましょう…」

ー

Tn「…でない…」

Os「……あ！！君、トントン君やんな？！」

Tn「え、誰」

なにこの茶髪。なんでおれの名前知ってんねや

Os「あの、な、ちょっと落ち着いて聞いて欲しいんやけど」

Tn「？」

Os「グルッペン、海外に引っ越したんよ」

Tn「…は、」

ー

あれから9年くらい。グルさんにマフラー返せないまま。

なんも言われとらんかったのに

なんやけど、

「気をつけてね？変な人について言っちゃダメだよ？」

Tn「分かっとるって。母さん心配しすぎや」

学校の支援とかでヨーロッパに留学することになった。といってもほぼ親戚の家に行くみたいなんやけど。あのオスマンっていう人によると今はドイツのベルリン近くにいるらしい。

休日に探して見つける。

ー

Gr「は？ホームステイ？」

Ni「おう。親戚のツテで。」

Gr「可哀想」

Ni「おい、待てお前今なんつった」

ー

Ni「えっと、トントン君やんな？」

Tn「そうです。よろしくお願いします。」

Ni「上の突き当たりの部屋。勝手に使っていいから。風呂とかトイレはこっち。キッチン向こう。あと分かんないことあったら聞いて」

Tn「ありがとうございます」

Ni「あぁ、あと俺の友達がちょくちょく来るんやけど俺おらんかったら俺の部屋通して。」

Tn「分かりました」

Ni「本当申し訳ないんだけど仕事行くから。何かあったら電話して。じゃ、またね」

部屋はモノトーンの家具で揃えられている。大きなガラス張りの窓からはベルリンの町が一望できる。

なんか疲れた。時差ぼけで眠い。勝手に使えって言われてたし、ちょっと寝るか。

ー

ガチャ

Tn「……誰、つか今何時」

午後9時30分。さっきの音兄さんかな。水飲むついでになんか食べるか

Tn「兄さん？…え」

誰もおらんねんけど。え、怖。もしかして例の友達？合鍵渡してんのか

Tn「…」

一応こっそり行っとくか。水飲んですぐ帰

Gr「そのまま飲むとお腹壊すゾ。浄水器やってやるから待ってろ」

金髪、赤目、十字のピアス、低音

Gr「お前日本人だろ。こっちは硬水だからお前にはちょっとキツいやろ。こっちの方が飲みやすいとおもうゾ」

Gr「あぁ、あと兄さんからお前をご飯つれてくように言われてな。行きたい店あるか？」

Gr「？おーい、お前～？あれ日本人だよっうぉ！？」

見つけた、やっと見つけた、ずっと探しとった人

Gr「は、ちょっ、痛ｯｯ!!お前離」

Tn「グルさん見っけ」

Gr「は、、？」

かわええの変わらんし、ちっちゃいわぁ食べれそう

Tn「グルさん大好きやで」

Gr「…お、まえトントン、？」

Tn「やからグルさん、俺と付き合って？」

Gr「(…でっか…こいつでか…そんで顔いいなこいつ…)」

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