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黒月

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黒月

1 - 第1話

♥

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2022年12月29日

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黒月








黒尾さんや木兎さん、赤葦さんとの自主練の後、帰ろうとしたその時。肩を掴まれた。感じる威圧感にびっくりしてすぐ振り返ったら、目の前に黒尾さんがいた。

「っ、どうしました?」「あ、びっくりした?ごめんごめん。ちょっと確認したいことがあるんだけどさぁ、ツッキーってこのメガネ試合とかで落とさないの?」  あれ意外としょうもなかった。まぁいいや。メガネを外して、説明するようにして言った。「んーと、試合中は、ここのメガネの耳かけるとこ同士を繋げてやってるんで落とす心配は無いですよ。」「あー、ゴーグルみたいにね?」「…?んまぁ、そうです…ね?!」

 頬に髪の毛が当たったと思ったら、黒尾さんの顔が近づいてきた。

「てかツッキーのメガネ外したとこ見たの、これで初めてだな?。やっぱメガネ外すと見えない感じ?」当たり前だよ…「そうですね。ぼやけるというかn」「デデン!今俺はどういう表情しているでしょーか!」な、え?唐突すぎない?「え、えが…o」「ピンポンピンポンピンポン!ま、さすがに見えるよな。」なんか急にうるさくなったな…。あと最後まで言わせてよ…。

「ツッキーがメガネ外した顔、いつもと全然違うな。なんか、幼さが増したというか。」「えーそうですか?ほぼ変わらないと思いますけど…」…幼さが増した、ねぇ。なんかイラッときた。影山と違う、じわじわくるやな感じ…。「おやぁ??イラついちゃったぁ?」「いや、見えなくて目を細めてるだけです。」「ほんとぉ〜?幼さが増したツッキーも、嫌いじゃないよぉ?それじゃ!」…えぇ…いや、えぇ…?黒尾さんがさっき言った言葉に僕は軽く混乱した。なんだよ嫌いじゃないって。機嫌とるためだけといってもさすがに引くんだけど…。(…僕は黒尾さんみたいな意味わかんないこと言うやつ好きじゃないよ。)と、僕は心の中で返事をした。

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