テラーノベル
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⚠️ こちらはd!の二次創作です ⚠️
微 死ネタ BL 要素 能力 など が これから 出てきます 。
軍パロ 要素 有
捏造 だらけ
地雷 彡 は 回れ右 !
下手 & 文短い も 許せる方は どうぞ
それから数日。
幹部たちは村を歩き回った。
家々を訪ね、話を聞き、地図を作り直す。
ロボロは案内役として付き添うこともあれば、用事で居ない事もあった。
何も起きない。
静かすぎるほど、静かな日々。
そして——数日後。
早朝。
村の外れで、また一体、遺体が発見された。
zm「……またか。」
ut「しかも、この人……」
トントンが書類を確認する。
tn「数週間前に行方不明になっとった老人やな。」
今回も、胸から腹にかけての傷。
争った形跡なし。
物音を聞いた者もいない。
エーミールが静かに言う。
em「犯人は、まだ近くにいます。」
kn「そうとしか考えられんなぁ」
ci「そういえば…今までの被害者、全員70歳超えてない?」
静まり返る。
shp「……ほんまや。」
70歳以上。
それ以下はいない。
偶然とは思えない。
その日の午後。
幹部たちは資料館にこもることにした。
tn「読み尽くすぞ。」
積み上げられた歴史書。
古い紙の匂い。
ページをめくる音だけが響く。
エーミールは年ごとの村人集合写真を眺めていた。
どれもモノクロで、少し読み取りづらい。
だが——
エーミールの指が止まる。
em「……おかしいですね。」
tn「何がや。」
エーミールは写真を指差す。
em「51年前の写真には、22人写っています。」
ページをめくる。
em「ですが、50年前になると、20人になっている。」
ci「引っ越しとかやないん?」
エーミールは首を振る。
em「減っているのは……子供だけです。」
空気が止まる。
zm「子供?」
ut「事故かなんかやろか。」
em「ですが、死亡記録も転出記録もありません。」
tn「見た感じ歳は2人とも15とかそんくらいやな…、」
ut「……消されてるな」
ページの端。
そこには薄く、名前が削られた跡があった。
まるで最初から存在しなかったかのように。
気づけば、窓の外は赤く染まっていた。
tn「……もうこんな時間か。」
本を閉じる。
tn「これ、借りられるか?」
資料館にいたロボロが肩をすくめる。
rbr「ええで。どうせ読む人おらんし。」
その声は、いつも通り軽かった。
宿へ戻る道。
夕闇が村を包む。
その時、遠くで鐘の音が鳴った。
低く、重たい音。
tn「……なんや?」
ロボロは足を止めない。
rbr「あー、この音か?ただの時報や。」
だが。
その目は、ほんの少しだけ冷たかった。
宿に戻った幹部たちは、食事もそこそこに机を囲んだ。
tn「さっきの続きや。もう一回整理するで。」
歴史書を広げる。
エーミールが目次を辿り、あるページを開いた。
そこには、年ごとの祭事記録がまとめられていた。
ut「……祭事?」
ci「生贄関連やろか。」
ページをめくる。
そこには、整然と並ぶ名前。
年代。
そして横に、小さく書かれた文字。
――『奉納』
エーミールの指が止まる。
em「……これは。」
tnが身を乗り出す。
tn「今まで生贄に捧げられた者の名簿やな。」
静まり返る室内。
一番古い年代から順に、若者の名前が並んでいる。
そして——
50年前の欄。
そこにあった名前。
『シャオロン』
ut「……これが、最後か?」
ページを下まで辿る。
それ以降の欄は、空白だった。
ci「ほんまや……50年前を最後に、生贄は止まっとる。」
kn「偶然にしては、出来すぎやな。」
tnは写真を横に並べる。
51年前の集合写真。
50年前の集合写真。
消えた二人のうち、一人は名前がわかった。
だが。
もう一人が、わからない。
ut「……おらんな。」
em「記録にもありません。」
沈黙。
その時。
ほんの一瞬だけ。
机の端に立っていたロボロの指が、ぴくりと動いた。
だが誰も気づかない。
ロボロはいつもの調子で笑う。
rbr「まぁ、昔のことやろ?今の事件とは関係ないんちゃうか。」
その声は軽かった。
トントンは本を閉じた。
tn「……今日はここまでや。」
時計を見る。
もう遅い時間だ。
tn「これ以上犠牲者出さん為にも、まずは行方不明者を出さんことや。」
gr「見回りをするんだゾ。」
zm「三人ずつの当番制やな。」
ut「今日は俺とzmとshpで行くわ。」
shp「了解っす。」
tn「何かあったらすぐ合図出せ。」
三人が外へ出ていく。
夜の空気は冷たい。
村は相変わらず静まり返っている。
外で、風が吹く。
遠くで鐘が鳴る。
夜は、まだ深くなっていく。
夜。
見回りに出た三人は、村の外周を歩いていた。
zm「静かやな……。」
ut「静かすぎるわ。」
shp「逆に怖いっすね。」
月明かりが、細い道を照らす。
家々は灯りを落とし、眠っている。
その時——
shp「あ。」
遠く、道の先。
一人の老人が、ふらふらと歩いているのが見えた。
zm「こんな時間に?」
ut「声かけるぞ。」
三人が近づこうとした、その瞬間。
老人の足元の影が、ぐにゃりと揺れた。
shp「……は?」
影が、伸びる。
ありえない方向へ。
そして——
老人の体が、すっと沈んだ。
まるで地面に溶けるように。
zm「おい!!」
三人が駆け寄る。
だが。
そこには誰もいない。
足跡も、物音も、何も。
ut「……消えた。」
shp「目の前で……。」
ゾムは地面を睨む。
土は、踏み荒らされた形跡すらない。
ut「追うぞ!」
三人は周囲を走る。
家の裏。
林の入口。
井戸の周辺。
だが——
何も見つからない。
夜の鐘が、低く鳴った。
重たい音が、村を包む。
zm「……一旦戻るぞ。報告や。」
誰も、言葉を発さなかった。
朝。
重い空気のまま、全員が机を囲む。
tn「……目の前で消えた、やと?」
ut「ああ。」
shp「足跡もなかったっす。」
zm「影が動いた。あれは普通やない。」
沈黙。
エーミールが静かに言う。
em「……70歳。」
ci「え?」
エーミールは昨日の資料を広げる。
em「昨夜消えた老人。享年70歳です。」
エーミールはさらに続ける。
em「今までの被害者も、全員70歳以上。」
kn「それがどうしたんや。」
エーミールは、50年前の写真を取り出す。
em「50年前に“最後の生贄”と記録されたシャオロン。」
ut「……ああ。」
em「当時、15歳前後。」
ci「ってことは……」
沈黙。
ゾムがゆっくり言う。
zm「70歳……今の被害者世代は——」
tn「50年前、“若者”やった世代や。」
空気が凍る。
shp「じゃあ……」
em「生贄が止まった年の若者世代が、今になって消えている。」
ut「順番に、か?」
ページをめくる。
名簿の名前。
今まで亡くなった者の名。
一致していく。
ci「……これ、順番通りやないか?」
静まり返る。
トントンはゆっくりと息を吐いた。
tn「……つまり、必ず50年前の事が関係してる」
shp「今の事件に関係ないのではないか。と言ったロボロさんはもしかしたら何か知ってるのかもしれないって事っすね」
kn「あ、そうやん!」
静まり返っていた空気が、少しだけ動く。
ut「ロボロが何か知っとる可能性はあるな。」
ci「集会所にずっとおるしな。あと勝手に資料館入れるし。」
トントンは腕を組む。
tn「せやけど、憶測で疑うのはまだ早いな。証拠がない。」
その時。
写真をじっと見ていたゾムが、小さく呟いた。
zm「……なあ。」
全員の視線が集まる。
ゾムは51年前の集合写真を指差した。
zm「この消えた二人のうちの一人……」
指が止まる。
写真の端。
少し影になっている少年。
はっきりとは見えない。
だが——
zm「ロボロに、似てへんか?」
空気が凍る。
ci「……は?」
ut「いや、でも……」
エーミールが写真を手に取る。
em「輪郭が似ていますね。」
shp「髪型も……。」
kn「でも待てや。50年前やぞ?当時15歳前後やったら、今は65か70超えとるはずやで」
沈黙。
写真の少年は、確かにロボロに似ている。
でも写真の少年は顔がわかるが、今のロボロは雑面のせいで顔がわからない。
ただ、服と髪型が似ているだけなのかもしれない。
ut「ロボロはどう見ても若い。」
ci「最大でも20代にしか見えんわ」
shp「というか子供と間違える位やからな」
zm「やろ?」
トントンは写真を机に置いた。
tn「似とる、いうだけや。」
ut「証拠はないな。」
ゾムはまだ写真から目を離さない。
zm「……でも、似すぎや。」
沈黙。
風が窓を揺らす。
遠くで、昼の鐘が鳴る。
重たい音。
まるで時間を刻むように。
tn「ロボロにはまだ何も言うな。」
ut「探り入れる感じか?」
tn「自然に聞き出す。焦ったらあかん。」
em「もし彼が関係者なら、こちらの動きに気づく可能性があります。」
zm「つまり、知らん顔しとけってことやな。」
tn「せや」
ただの思い込みかもしれない。
誰も、断言できなかった。
村は今日も静かだ。
あまりにも静かすぎる。
コメント
4件
うわ、ストーリー進んだ……、shaーー…お前生贄、やったんか……、え?、可哀想すぎて可哀想です…rbrとの関係気になりすぎるぅ、…テンション上がっちゃったw
続きが楽しみすぎる〜 待ってます!