テラーノベル
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⚠️ こちらはd!の二次創作です ⚠️
微 死ネタ BL 要素 能力 など が これから 出てきます 。
軍パロ 要素 有
捏造 だらけ
地雷 彡 は 回れ右 !
下手 & 文短い も 許せる方は どうぞ
夜。
宿の一室。
机の上には、開きっぱなしの歴史書。
kn「にしても不思議やな。」
ci「何がや?」
knは名簿を指でなぞる。
kn「50年前、シャオロンって人が奉納されてから、そこから村が急に豊かになっとる。」
ページをめくる。
収穫量の増加。
災害の減少。
病の消滅。
kn「生贄も、それ以降出とらん。」
ci「ほんまやな……。」
zmがぽつりと言う。
zm「まるで、誰かが手を加えたみたいやな。」
その言葉に、空気が少しだけ沈む。
エーミールが静かに続ける。
em「記録上は、シャオロンが“最後の奉納者”です。」
ut「ってことは——」
knが、軽い調子で笑った。
kn「結局、シャオロンって人のおかげで村は救われたっちゅうことやな。」
その瞬間。
かすかな音がした。
カタン。
机の端。
ロボロの指が、強く本を押さえた音。
誰も気づかない。
いや。
一人を除いて。
トントンの視線が、ゆっくりとロボロへ向く。
ロボロは、笑っていた。
いつもの軽い笑み。
rbr「まぁ、そういうことになるんちゃう?」
だが。
その声は、ほんの少しだけ低くて硬い。
トントンは目を細める。
机の下。
ロボロの手は、白くなるほど握られていた。
トントンは、視線を外さなかった。
(……今のは。)
確信はない。
だが、きっと、
“触れてはいけない言葉”がある。
そう気づいた。
rbr「ちょっと外の空気吸ってくるわ。」
ci「はーい」
誰も止めない。
だが。
トントンだけが、その背中を目で追っていた。
扉が閉まる音。
部屋に、再び紙をめくる音だけが戻る。
夜。
冷たい風が吹く。
村は眠っている。
月明かりの下、鐘楼が黒く浮かび上がる。
ロボロは、ゆっくりとその前に立った。
見上げる。
重たい鉄の鐘。
50年前から、変わらずそこにあるもの。
rbr「……救われた、か。」
小さな声。
誰にも届かない。
rbr「ほんまに、そう思っとるんやな。」
風が吹く。
鐘が、わずかに軋む。
ロボロは手を伸ばす。
冷たい金属に触れる。
rbr「何が正解なんやろな…」
その言葉は、夜に溶ける。
目を閉じる。
遠くで、夜風が鳴る。
rbr「……そろそろ戻らんと怪しまれるか。」
鐘から手を離す。
背を向ける。
ロボロは振り返らない。
そのまま、闇の中へ消えていった。
闇の中へ消えていくロボロの背中。
その少し離れた場所。
建物の影。
壁にもたれかかる影が、ゆっくりと姿勢を正す。
zm「……やっぱ何かあるよな。」
小さく、独り言。
ゾムは最初から、廊下の角で様子を見ていた。
あの一瞬。
机を鳴らした音。
空気が変わった瞬間。
それを、聞き逃していなかった。
きっと気づいてたのは俺とトントンくらいだろう。
zm「なんやろなぁ……」
軽い口調。
だが、目は笑っていない。
ゾムは音を立てずに歩き出す。
月明かりの下。
少し先を歩くロボロの背中が見える。
ゾムは距離を保ったまま、木陰に隠れる。
聞こえた。
「何が正解なんやろな…」
その言葉。
ゾムは、息を止める。
(……何に対しての正解や。)
ロボロが去っていく。
その背中を、最後まで見届ける。
一人になった鐘楼の前。
ゾムはゆっくり姿を現す。
zm「……はは。」
乾いた笑い。
zm「おもろなってきたやん。」
そう呟き、
彼もまた、闇へ溶けた。
深夜。
宿の裏手。
灯りはついていない。
月明かりだけが、石畳を淡く照らしている。
壁にもたれかかるトントン。
足音が止まる。
zm「まぁお前は起きとるやろな。」
tn「お前もな。」
短いやり取り。
少しの沈黙のあと、ゾムが口を開く。
zm「見たか?」
tn「……ああ。」
それだけで通じる。
机の音。
空気の変化。
そして、外へ出ていった背中。
zm「鐘のとこ行っとった。」
トントンの目が細くなる。
tn「……何しとった。」
zm「細かくはわからん。ただ――」
一瞬、言葉を選ぶ。
zm「“正解”がどうとか言っとった。」
沈黙。
夜風が通り抜ける。
tn「50年前のこと、知っとる可能性は高いな。」
zm「やろな。」
軽い口調。
だが、声は低い。
tn「問題は……」
トントンは空を見上げる。
tn「ロボロが何者か、や。」
人間なのか。
人間ではない何かなのか。
zm「直接聞くんは、危ないな。」
tn「ああ。」
もし予想が当たっていたら。
もし“あれ”に関わる存在なら。
最悪、ここで全滅もあり得る。
笑えない可能性。
しばらく黙り込む。
zm「……でもさ。」
ゾムが顔を上げる。
zm「このまま待ってても、犠牲者増えるだけやろ。」
その言葉は、軽くない。
トントンは目を閉じる。
思考を巡らせる。
村。
事件。
消えた二人。
50年前。
そして、ロボロ。
tn「……動くか。」
短い決断。
zmの口角が上がる。
zm「やっとその気になったか。」
tn「ただし、慎重にな。」
zm「当たり前や。」
tn「ロボロには悟らせるな。」
zm「任せとけ。」
月明かりの下。
二人の影が並ぶ。
tn「まずは、50年前を洗う。」
zm「シャオロンって奴の事か。」
名前が夜に落ちる。
tn「何か残っとるはずや。」
もう疑いではない。
これは、覚悟。
tn「明日からや。」
zm「了解。」
二人はそれぞれの方向へ歩き出す。
誰にも知られないまま。
静かに。
確実に。
真実に近づく為。
翌朝。
薄い霧が村を包んでいる。
宿の一室。
トントンは一人、机に向かっていた。
昨夜の会話を思い出す。
tn「まずは、50年前を洗う。」
ページをめくる。
生贄の記録。
選定方法。
儀式の手順。
そして――
手が止まる。
そこには、簡潔に書かれていた。
《奉納者には毒を飲ませる》
《苦しみを最小限にするため、即効性のものを使用》
tn「……毒。」
斬首でも焼却でもない。
儀式めいた派手さもない。
あまりにも、人間的なやり方。
tn「……随分、合理的やな。」
ページを閉じる。
そして、また他の本を探しに行く。
同じ頃。
村外れ。
ゾムはゆっくりと歩いていた。
zm「墓地、あるならここら辺やろな。」
石造りの門。
古びた十字架。
小さな墓標が並ぶ。
ゾムは一つ一つ、名前を確認していく。
消えた者たち。
過去の村人。
zm「……シャオロン。」
探す。
何度も。
だが。
ない。
zm「……は?」
もう一度、最初から見る。
それでも、ない。
zm「最後の奉納者、やろ……?」
普通なら、一番大きく祀られていてもおかしくない。
だが、痕跡すらない。
zm「……なんでなんや」
その頃。
宿の食堂。
他の幹部たちは朝食を囲んでいる。
いつも通り軽い会話をしていた。
だが。
その端で、ロボロは静かにパンをちぎっていた。
rbr「……」
ゾムがいない。
トントンも別行動。
rbr(……動き出したな。)
わずかに目を伏せる。
rbr(やっぱり、そろそろか)
rbr「俺もあとでちょっと調べもんしてくるわ。」
誰も疑わない。
ただ一人を除いて。
部屋の奥。
戻ってきたトントンが、静かにロボロを見ていた。
目が合う。
ほんの一瞬。
笑みと、探る視線。
言葉は交わさない。
だが、互いに理解する。
これはもう、偶然ではない。
昼。
村の外れ。
木陰。
ゾムが先に来ていた。
少し遅れて、トントンが現れる。
tn「どうや。」
zm「墓地は、あった。」
一拍。
zm「でもな、シャオロンの墓がない。」
沈黙。
風が草を揺らす。
tn「……は?」
zm「最後の奉納者やろ?普通あるやろ。」
tn「……おそらく、ロボロにとってシャオロンは特別な存在。なのに墓がないってどういうことなんや…?」
zm「……ロボロに聞くか?」
tn「……それしかなさそうやな」
「でも、気をつけろよ。何をされるかわからん。」
その言葉を聞いて、ゾムはその場を離れた。
その後。
宿の廊下。
rbr「墓地?」
ロボロは首を傾げる。
自然な反応。
zm「他にもあったりせぇへんかな思ってな。」
軽い口調。
探る視線。
rbr「………知らんなぁ。」
ほんのわずかな間。
本当に一瞬の沈黙。
rbr(きっと、そこに行ってシャオロンの墓を探したんやな。)
気づく。
だが、表情は崩さない。
rbr「村人に聞いた方が早いんちゃう?」
いつもの笑み。
zm「そっか。ありがとな。」
ゾムはにっと笑い、去る。
廊下に一人残るロボロ。
rbr「……」
わずかに息を吐く。
そして、どうするべきか考え始める。
夜。
ロボロは一人で外へ出ている。
それを確認してから。
宿の一室。
扉が閉まる。
中には、幹部全員。
空気は重い。
tn「今までお前らに言ってなかった事を共有する。聞いてほしい。」
そう言って、今までの事を全て話した。
沈黙。
全員の脳裏に、同じ名前が浮かぶ。
だが、誰も口にしない。
zm「断定は出来んけど、多分ロボロは何か知っとる。」
静まり返る部屋。
ci「……敵なんか?」
tn「わからん。」
zm「だから動くしかないんや。待ってても何も変わらん。いつか俺らも死ぬかもしれない。」
tn「明日、ロボロに直接聞く」
zm「全員で動くで」
ut「……もし黒やったら?」
その問い。
誰もすぐ答えない。
トントンは静かに言う。
tn「その時は、その時や。」
覚悟。
全員が、頷く。
外では、風が鳴っている。
ut「……全員、か。」
そう言って静かに目を閉じる。
ut「もう後戻りはできへんな。」
コメント
6件
うわ、大好きです…👍ロボロが怪しくなって来た!ロボロって結局何者なんだろ🤔次の投稿もいい子で待ってます🫡
はぁ、もう最高です…、ちょっとずつ謎が明かされてきてる、マブダチはどんな関係やったんやろ…、気になりすぎて夜しか眠れない…、
激アツ展開なってきましたやん、、、楽しみっすわ、