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河×山



山「かわむらさーん」


山「今日の夜一緒に帰れますかー?」


河「うん、全然いいよ」


河「てか、珍しいね山本から誘うなんて」


山「僕だって、誰かと帰りたい日もあるんです!」


山「てか、河村さん仕事終わりそうですか?」


河「うん、この調子だと終わるかも」


山「わかりました!」




山「河村さん?」


河「ごめん山本先帰っといてくれないかな」


山「どうしたんですか?」


河「急遽仕事ができて」


山「えぇー…」


河「ごめん山本、明日は一緒に帰れるから」


山「じゃあ、明日一緒に寝ましょ!」


河「え、それでいいの?」


山「え?あ、はい?」


河「もっと、他に欲出してもいいんだよ?」


山「えーじゃぁー」


山「ルイビトンのカバンで!」


河「え、えっと…」


山「嘘です!冗談ですよ!」


河「はぁ…焦った…」


山「僕がそんなこと言うと思いますか?」


河「なんか、山本なら言いそうなイメージが」


山「なっ!失礼な!」


河「あ、良い意味出ね?」


山「良い意味でってなんですか?!」


山「まぁ、先に帰っときますね」


河「ごめん山本ありがとう、」


山「全然!」


山「それでは、お仕事頑張ってください!」


河「ありがとね、」




河「はぁ…はぁ…」


河「早くしないと、終電間に合わない…」


河「はぁ…はぁ…」


河(なんとか間に合った…)


河(さすが、終電…人誰もいない)


河(ん、?これ逆方面…?)


河「嘘でしょっ、早く乗り換えなきゃ、…」




河「はぁ…はぁ…なんとか…家に着いた…」


河「やばい、次の日またいじゃってる、」


河「急いで帰るか、」


ーー


河「ただいまー、」


河「ん、?手紙?」


河「あっ、山本ソファで寝てるし、」


河「こんなとこで寝ると風邪引くよ、」


河「布団持ってこよ、」


ーー


河「手紙、手紙…っと、」


「河村さんへ、


お仕事お疲れ様です!河村さんが遅くて先寝ちゃいますね、!まさか、22時までに帰ってくると思ったら帰ってこなくて…僕ずっと待ってましたからね! 明日は絶対一緒に帰りましょうね!河村さん夜ご飯食べてないと思い作っときました! 食べてたら明日のお昼でも… ぜひレンジでチンして食べてくださいね!


山本より」


河「や、山本…」


河「22時まで起きてくれたんだね、」


河「やっぱり、山本は優しいよ、」


河「世界で一番優しい、」


河「山本と出会えて良かったよ、」


河「俺、山本が一番好きだよ、」


河「よるご飯ありがとね」


河「さてと、チンして食べるか、」


山(僕も好きだよ、河村さん)

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