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〜次の日〜
今日は、1、2時間目に修学旅行へのオリエンテーションがある。とても楽しみ。
自分の席に着くと、翔が挨拶をしてくれた。
「おはよう」
と。私もそれに返すように
「おはよう」
と言った。
そこから、私と翔で楽しく話した。
〜キーンコーンカーンコーン〜
待ちに待ったオリエンテーションが始まった。オリエンテーションは学年全員が集まって行われた。
初めに、先生が一日一日の説明をした。
そして、班決めの時間。
班決めは、まず女子と男子に別れ、その次に先生が女子と男子の組み合わせを決めるという。
ー光と一緒になれるかな…。
心の中でそう思っていた。
私は、親友である三葉と組んだ。
『最高ー!』
2人で喜んだ。
「後は、男の子だよね〜」
と、私が言うと
「それな〜」
と、三葉が言った。
「三葉は、やっぱ健太がいいでしょ(😊)」
「ねぇ〜(笑)当たり前〜(笑笑)」
「だよね〜(笑)」
ーいいな〜、彼氏がいて。
と、私が思っていると、
「由雪は好きな人いないの?」
と、聞いてきた。
「え、え」
不意に言われたので戸惑ってしまった。
「あ、その反応は、いるなぁ」
「そんなことないよ」
「顔赤くなってるのに」
「なってないよ〜」
「なってる。それに、ずっと一緒にいたは分かるもんだよ(笑)」
『(笑笑笑)』
「バレたかぁ」
「誰なの?」
「言わない」
「言ってよー」
「言わないー」
「分かったよ。今度絶対言ってよね(笑)」
「はいはい(笑)」
『(笑笑笑)』
ー危なかった。
そう私は思った。
三葉には、高一から付き合っている彼氏がいる。それが健太だ。告白したのは、健太だそう。
「じゃあ、班を発表するぞー」
先生は、私達が話していた間に、班を決めていた。
まだかまだか、と自分達の名前が呼ばれるのを待っていると、
「17班。健太、光、由雪、三葉。」
と、自分達の名前が呼ばれた。
ーやった!光と一緒だ!三葉も、健太と同じじゃん!最高!
私は、心中で喜んだ。さらに、三葉とも目を合わせニコッとした。