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星屑の舞う夏の花

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オリエンテーションと班決め

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2024年03月03日

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〜次の日〜

今日は、1、2時間目に修学旅行へのオリエンテーションがある。とても楽しみ。

自分の席に着くと、翔が挨拶をしてくれた。

「おはよう」

と。私もそれに返すように

「おはよう」

と言った。

そこから、私と翔で楽しく話した。


〜キーンコーンカーンコーン〜

待ちに待ったオリエンテーションが始まった。オリエンテーションは学年全員が集まって行われた。

初めに、先生が一日一日の説明をした。

そして、班決めの時間。

班決めは、まず女子と男子に別れ、その次に先生が女子と男子の組み合わせを決めるという。

ー光と一緒になれるかな…。

心の中でそう思っていた。

私は、親友である三葉と組んだ。

『最高ー!』

2人で喜んだ。

「後は、男の子だよね〜」

と、私が言うと

「それな〜」

と、三葉が言った。

「三葉は、やっぱ健太がいいでしょ(😊)」

「ねぇ〜(笑)当たり前〜(笑笑)」

「だよね〜(笑)」

ーいいな〜、彼氏がいて。

と、私が思っていると、

「由雪は好きな人いないの?」

と、聞いてきた。

「え、え」

不意に言われたので戸惑ってしまった。

「あ、その反応は、いるなぁ」

「そんなことないよ」

「顔赤くなってるのに」

「なってないよ〜」

「なってる。それに、ずっと一緒にいたは分かるもんだよ(笑)」

『(笑笑笑)』

「バレたかぁ」

「誰なの?」

「言わない」

「言ってよー」

「言わないー」

「分かったよ。今度絶対言ってよね(笑)」

「はいはい(笑)」 

『(笑笑笑)』

ー危なかった。

そう私は思った。

三葉には、高一から付き合っている彼氏がいる。それが健太だ。告白したのは、健太だそう。

「じゃあ、班を発表するぞー」

先生は、私達が話していた間に、班を決めていた。

まだかまだか、と自分達の名前が呼ばれるのを待っていると、

「17班。健太、光、由雪、三葉。」

と、自分達の名前が呼ばれた。

ーやった!光と一緒だ!三葉も、健太と同じじゃん!最高!

私は、心中で喜んだ。さらに、三葉とも目を合わせニコッとした。

星屑の舞う夏の花

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