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『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
第1話 MAD TRIGGER CREW 碧棺左馬刻
姫神家
『手紙書き終わった…。さて、左馬刻さんの所に…。』
コンコンッ。
『は、はい!』
『麻里衣起きてるか?』
『さ、左馬刻さん!?』
『入るぞ。』
ガチャ
『起きてるな。おはよう。朝飯出来たってよ。』
『あ、は、はい。』
(思わず背中に隠してしまった…。)
『えと、着替えたらすぐ行きます。』
『あぁ。』
バタンッ。
『…蘭。』
『はい、ここに。』
『直接渡すのは…ルール違反かしら?』
『…クスッ。そのようなことありませんよ。
あくまでバレないようにというのは方便です。』
『方便って…』
『選ばれた人以外が傷つかない為のらいりょです。お嬢様がよろしければ直接渡して差し上げたらどうでしょうか。』
『……分かった。じゃあ、2人きりの時に…。』
数時間後。
『ご馳走様。』
『あ…っ。』
(左馬刻さんどこ行くんだろう。引き止めなきゃ。)
『あ、あの…!』
『?麻里衣。どうした。』
『あ、え…っと…』
(やばい、頭真っ白だわ…。)
『すぅ…。煙草吸うなら…ベランダがあります。』
『……?お、おう…。』
(あーもう私の馬鹿ー!!)
『お姉ちゃんどうしたの?』
『どうやら手紙を渡す勇気が出ないようですね。』
『麻里衣さん。良ければ私が左馬刻に渡しましょうか?』
『銃兎さん…』
(あわよくばバレないように破り捨てましょう。)
『……。』
(思ってることがバレバレ…。)
『だ、大丈夫です。私が渡してきます。』
私は左馬刻さんを追いかける。
『おやおや…妬けてしまいますね。』
『いいなぁ、左馬刻…ボクが選ばれたかったのに。』
『でも、好きな人が幸せな方が私は嬉しいですよ。ね、一郎君。』
『えっ!いや、それは、まぁ……。』
ベランダ
『ふぅ…何か渡そうとしてたよな?まさか俺に…手紙…』
『さ、左馬刻さん!』
『ま、麻里衣…!』
『あの、これを…!』
私は手紙を渡す。
『!』
『た、確かに渡しましたから!』
私はそのまま逃げる。
『は?え、おい!まてよ!』
俺は手紙を開く。
『……ったく。最後まで素直じゃねぇし、口で伝えろよ…。しょうがねぇお嬢様だな。』
俺は煙草を消して麻里衣を追い掛ける。
東京 某所
『……。つい逃げてきてしまった。左馬刻さんに怒られる…でも、面と向かって告白はやっぱり…。』
と、その時――。
『おいねーちゃん、可愛い顔してんな?』
『っ!な、なんですか…』
『その睨んだ顔もたまんねぇな。』
『な、何するんですか、離してくださ…っ。』
(力強い…。)
と、その時――。
ダンッ!!
『おい、てめーら…俺の女に何してんだよ。 』
『あぁ?お、お前は……っ。Mr.HC…!碧棺左馬刻…っ!』
『気安く呼ぶんじゃねぇよ……てめぇら、覚悟出来てるか?俺に再起不能にされる覚悟は。』
『ひ、ひぃぃぃ!』
『手加減しねぇからな…人の女に気安く触れやがって!』
数時間後――
『……麻里衣。』
『っ!あ…あの、ごめんなさい…。』
『謝んなよ。お前は悪くねぇ。ほら、帰るぞ。』
(…言いたかったこと沢山あるのに。このまま帰るなんて、嫌。)
ギュッ!
後ろから抱き締める。
『っ!』
『帰りたく、ないです。』
『…。』
『手紙にも書いた通り…。私は、左馬刻さんのことが好きです。だから、その…。』
『…もう黙れ。』
『え…?ん……っ!』
壁ドンされ、唇を奪われる。
『ん、んんぅ。』
『……俺から言わせろや。好きだ。麻里衣。
俺の女になる覚悟はあるか?』
ニヤッと微笑む。
好きになった時から、覚悟なんてとうにできてる。
『はいっ。もちろんです。』
『じゃあ行くか。』
左馬刻さんは私をお姫様抱っこする。
『え?ど、どこへ…っ。』
『今舎弟に車持ってこさせる。俺の事務所行くぞ。今日は帰さねぇ。』
『え、それって…っ。』
火貂組 事務所
『カシラ!おかえりなさい!って、姐さん?なんでここに…。』
『バカヤロウ!カシラが選ばれたってことだろが!』
『てめぇら散れ。麻里衣と二人きりにさせろや。』
『は、はい!』
『え、あの……。行っちゃった…あの、左馬刻さん…何するつもりなんですか?』
『恋人同士になった男と女が2人ですること…全部言わなくてもわかるよな?お嬢様?』
『っ…!いや、待ってください、私心の準備が…!』
私はじたばたとあばれる。
『大人しくしとけ。』
次回、第2話へ続く!
コメント
1件
壁ドンからの強引キス…そして「俺の女になる覚悟はあるか?」…っ、完璧なキュン設計すぎて叫んだ😭💕 手紙を背中に隠しちゃう麻里衣ちゃんの不器用さも可愛いし、「俺の女に何してんだよ」の登場シーンは鳥肌でした。最後の「今日は帰さねぇ」に悶絶…続き早く読みたい!!🌸
ぷち
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#ヒ腐マイ
くまりぼん@🧸🎀
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ヒプマイ好き
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