テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ある日、いつのことだっけか。一切記憶にない。でもその日私は神となった。それしか覚えていない。それ以来別に楽しい事がない。つまらない日々。だがある日、人が入ることのできぬ、抜け出すことも難しい場所に小さな男の子が現れた。こんなにも尊いと感じる人間を見たのは久しぶりというレベルではないほど久しぶりだった。その男の子は泣きながら「お母さん」と叫んでいた。可哀想に。その子は母と会うことはもう無いだろうと思った。見捨てようとした。だがその時なぜか私は男の子を助けた。尊くて仕方がなかった。この子を助ければなんとなく楽しい未来が見えた。暇でなくなる気がした。私は男の子の所に行った。そこに行くと男の子は笑顔になった。なんてかわいい。これ以上尊い人間がいるだろうか…!私は男の子をこの地の外から出してやった。男の子は笑顔でどこかへ走り去って行った。
10数年後
私は都会で自称JKとして過ごし暇を潰していた。3つくらいの学校でJKとして過ごした後新しくまた今日学校に入学する。理由はよく分からないが今回はとてもこの学校に行ってみたかった。神の感ってやつか??だがそれにしても朝早く外に出てしまったな。それにしてもJK感ない格好して出歩いてるし。そんな事を思っていると営業中のファーストフード店を発見したのでファーストフード店には不向きな格好で店の中に入る。「いらっしゃいませ」という挨拶が客を出迎える。なんて丁寧な挨拶であろう。日本人は礼儀が正しい!!素晴らしい!!日本の神でよかったと思う。私は新発売のバーガーのセットを買い、席で食べようとした。なんという事だろう!!10数年前に出会った男の子と同じくらいの尊さを感じる成人…少しくらいの男性を見つけた。この人とは仲良くなりたい。と思い私はその男性のもとへと歩いていった。