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コメント
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やけに静かだ。
チラチラと壁掛け時計を見るが、進むのは秒針ばかりで、それもノロノロ動くだけ。
落ち着かない。
図書館の本を手提げカバンから取り出す。
幸いな事に、濡れてはいなかったことに安堵する。
パラパラとページを捲る。
文字なんか読んでない。
月陽は落ち着きなく立ったり、座ったりを繰り返し、ウロウロと動き回る。
洗面所から洗濯機が鳴り、洗濯の終わりを伝える。
洗濯機を開けて、カゴに移し、ベランダに干す。
下着だけは室内に、その他は外に。
室内に世夜桜の下着がある事におかしく思う。
(……変態)
夜桜のパンティはワインレッドの露出の多いものだった。
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