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ただの倦怠期。そう思った。
だけど、ホワイトデーの日に理解した。
きっと、好きじゃなかったんだろう。
バレタインデーに私は彼氏にチョコをあげた。
足の骨折は完治していない。ほんの少し歩けるようになっただけ。
それでも彼氏にあげたくて、あげた。
ホワイトデーの日。彼氏から連絡がなかった。
私はその当時、不安で押しつぶされそうだった。足のこと、親に言われた言葉。
だから早く彼氏に会って紛らわそうとしたのに
彼氏はホワイトデーの日。来てくれなかった。
その日、親友のインスタの親しいストーリーには彼氏と遊んでる姿が上がっていた。私は何を信じればよかったんだろう。
足を骨折し苦しい中、親友にも彼氏にも裏切られ、親にまで酷いことを言われた。
うんざりだった。もう死んでしまおう。
そう思った。私は美術部の先輩二人に相談した
すると一人は慰めてくれた。もう一人は自分の事のように泣いてくれた。
二人揃って私に言った
『後輩が思ってる以上に私は後輩のこと大好きだから、死なないでほしい 』と、私は死ぬ勇気を失った。