テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
目を覚ますと、そこは、荒れた草原。
まるで、目の前で、争ったようだ。
僕は、何もすることがなく、怯えながら荒れた草原を歩いていた。
しばらく歩いていると、僕と同じくらいの背の女性が、話しかけてきた。
「おぬし、もしや、勇者様か?」
そこで、僕は、自分の格好をみる。
赤と青のマント、黒く古びた靴、膝と、肩と、ひじには、青くて硬い、板のような物がついていた、腰には、金色の、ピカピカの剣のようなものがついていた。
僕は、女性が僕を勇者と間違えたのにも納得した。
「違う」そう答えようとした瞬間、女性が言った。
「腰についている剣…..勇者様じゃ!どこに行っておったんじゃ!探したのじゃぞ! 」
「ついてくるのじゃ勇者様!」
僕はどうしたら良いのか分からず、黙り込んでしまった。女性は、困った顔をしている。
仕方なく僕は言った。
何が起きても、仕方ない!!と思いながら…
「はい….。」
と怯えながら答える。
そしたら、女性は、
「こっちじゃ」
僕は、静かに女性のあとをついていく。
「勇者様、これをみてみるのじゃ」
女性は、一枚の紙を僕に見せる。
そこには、怒りの里、喜びの里、悲しみの里、感情の里、そして、 右下に方角、左下に、金色の剣がかかれていた。
だが、一番驚いたのは、そこではない。右上に書かれていたことだ。
そう、右上には、僕の苗字の、”神怪”と、その下に、遠い未来に瑠衣という男の子を作りなさい。瑠衣は、選ばれしものになるはずです。と書かれていた。僕の名前は、瑠衣なので、偶然ではない可能性が高い。
実際、今女性に”勇者様”と呼ばれている。
「勇者様の名前はなんじゃ」
女性は、僕にそう問いかける。
僕は、迷いなく答えた。
「瑠衣」
女性は、少し驚いた顔をして僕を見つめる。
少し経って、女性は口を開く。
「わらわの名前は”凛”じゃ」
「”りん”と呼んで欲しい」
どうやら、女性の名前は”りん”らしい。
「勇者様、勇者様は、選ばれしもので、力を持っているらしいのじゃ。
勇者様、どうか、わらわの村を救ってください。」
救いたい。でも、僕にそんな能力はないはずだ。
だが、目の前に困っている人がいるのに助けないのは良くないそう思ってしまい、結局、
「はい」
と言ってしまった。
りんは、
「ありがとうございます!勇者様!!」
と言った。
けれども、悪い予感はしなかった。