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桃赤注意
地雷さんは回れ右
桃side
俺の彼女、赤の首には首輪が付いている。
首輪は俺たちが付き合って間もない頃につけさせたのだ。
なんでつけさせてるかって?
理由は簡単
うちの赤は可愛すぎるため、よく逆ナンされたりする。
なんなら襲われそうになったこともある。
そんなキモイ奴から守るためでもある。
でも一番の理由は
赤は俺のだって言う証拠♡
愛が重すぎるって?
そんなことはない
俺たちからしたら全然だ。
なんなら赤も重いほうだ。
まぁそんなことは置いといて、俺は今首輪のことについて悩んでいる。
首輪はかなりボロボロになっていて そろそろ新しいものに変えようと思ったが、どんなのがいいか悩んでいる。
赤に聞けばいいが、これはサプライズにしたいのだ。
「あーまじでどれにしよう…」
ピコンッ
「?…フッ」
そんな時、青から連絡があった。
『桃くんー今度遊びに行こう』
これはナイスタイミング
この時に、青にも意見を聞こう。
青は赤と仲がいいからな。
今日は青と出かける日だ。
靴を履いて、玄関の扉を開けようとしたその時に…
「桃ちゃんどこに行くの」
俺の愛しの彼女…赤が不安そんな顔をして俺に聞いてきた。
多分、浮気しないか心配なんだろう。
「安心しろ、青だから」
「そっか!行ってらっしゃい!」
あーまじでうちの彼女可愛すぎ
「おまたせ」
「大丈夫だよ僕も今来たところだから」
「でっ今日は僕に相談てなに?」
「実は…」
オレは青に新しい首輪をプレゼントしたいが、どんなものがいおのか分からないため、青の意見を聞きたいと、全て話した、
「うーん」
「どんなものがいいかねぇ」
「赤くんって可愛いとこが好きだけど普段身につけるものは落ち着いている物が好きだった気がする」
「確かに…意外と身につけるものは、落ち着いているものが多いな」
「大人ぽっいものはどう?」
「いいかもな」
「明日探してみるよ、ありがとな」
「力になれて良かった」
「さぁ遊びに行くぞー!」
俺は青から貰った意見を参考にして、赤に似合いそうな新しい首輪を選んでいる。
「んーどれがいいかな」
いくつか候補があがっているもののなかなか決まらない。
「よっしこれにしよう」
俺はかれこれ3時間くらい悩んでやっと決められた。
「渡すのは俺たちが付き合った日にしよう」
あれから数日、俺たちが付き合ったひになった。
この日は毎年、夜までデートしている。
なので夜に有名な夜景スポットで渡そうと思っている。
「赤、準備出来た?」
「うん、できたよ」
「さぁ行こうか」
「あっちょっと待って!」
「これ、俺とお揃いのピアスなんだけど…赤は桃ちゃんで、ピンクは俺ね」
なんと赤からおそろいのピアスを貰ってしまった。
「ありがと、毎日付ける」
「喜んでくれて良かった」
「じゃあ気を取り直して行こうか」
「うん!」
『行ってきます』
あれからデートは順調に進んで行った。
水族館に行って、いつものカフェでお茶をして、ショッピングで買い物をしたり、夜ご飯はちょっと奮発してお高めのレストランに行って、最後は有名な夜景スポットだ。
「うわぁぁぁ、めっちゃ綺麗!」
「連れてきてくれてありがとう!」
「喜んでくれて良かった」
「…」
「なぁ、赤」
「なぁに?」
「首輪、ボロボロになってきたね」
「確かに」
「だからさ…」
カチッ スッ…
俺は赤の首輪を外した。
そして…あたらしく買った首輪を出して…
「これからはこっちの首輪をつけて欲しいな」
「っ〜//」
俺は小さな箱から、キラキラと光る”指輪”を、赤の薬指にはめた。
「俺と結婚してください」
「はいっポロポロ」
新しい首輪は、結婚指輪♡
END
みんなは新しい首輪が結婚指輪だと気づいたかな