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暗闇の中で生きてきた僕と
明るい所で生きてきた君。
真っ暗な世界の事しか知らない
僕からすれば明るいなんて
眩しくて堪らない。。
手をかざそうとしても
届かない
光を掴もうとして必死にもがいても届かない。
きっと明るい世界にいる君に
恋をしてしまったのだろう。
行けるはずもなく
透明な硝子で区切られてるのに。
見た瞬間、一目惚れ……??
でも、どちらも色のない世界。
カラフルな色で包まれた世界を
僕達は見た事がないのだから。
白い部屋に白い服を着た女の子。
黒い部屋に黒い服を着た僕。
生まれた時から暴力と権力に
どれだけやられてきたことか。
痛い事も我慢してきた僕に
人の気持ちなんてわかるわけが無い
だけど、
君を見た瞬間
何かが変わった瞬間だった。
違う世界で生きた者同士。
ただ、それだけ……
そこだけが唯一の欠点だということ。
いつか交わる事が出来たなら
1番に君に話したい
“僕は君のことが好きです”……と。
終わり