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「はぁ〜また失敗」
「これも廃棄すっか?」
「廃棄だ」
「りょーかいでーす、」
廊下_
「顔だけはいいんだけどな」
「そうなんだよな、」
「てか廃棄したロボット処分しないとだ」
「あーたしかに溜まってきましたもんね」
「処分が1番だるい」
「それな〜」
「たまにめんどくさいやつといますもんね」
「まぁこいつは感情が無いからやりやすそう」
「感情が無い子は楽ですよね」
「ほんとそれな」
「よし、着いた」
「お前は処分されるまでここにいろ」
?「はい、」
ガシャン
?「新人さんや!」
?「ほんとだ」
?「えっと、俺は初兎って言います」
?「りうらです、」
?「俺は、名前無い」
赤「だよね、」
白「まぁ俺たちの時もなかったし」
?「でも、研究員さんはNo.12って呼んでました」
赤「じゃあいふ?」
紫「僕は、まろちゃんかな?」
赤「まろもいいなぁ」
紫「じゃあ!いふまろはどうや?」
赤「いいんじゃない?」
青「俺はなんでもいいです」
赤「じゃあ!いふまろで!」
紫「えっと改めて初兎です!知能が悪く捨てられました!」
赤「あっ、りうらです!愛嬌がないと言われて捨てられました」
青「いふまろです、感情が無いから捨てられました」
赤「えっ!まろって感情無いの?!」
青「うん、なんか感情ないから失敗やって言われて捨てられた」
白「じゃあ今どんな気持ちなん?」
青「分からへん」
赤「感情は難しいなぁ」
青「難しい?」
白「りうちゃんは愛嬌がないから捨てられたから愛嬌があるように話す練習したりしたんや!」
赤「しょうちゃんは馬鹿だから沢山勉強してまぁ人並みあるかないかぐらいまで知識あげたって感じで、」
白「なんて言えばええかな?」
赤「何か、欠けたものを自分たちで埋めていくの」
白「うん!まぁそん感じや!」
赤「てかさ〜まろ来る時聞こえたけど」
白「?」
赤「多分もう少しで処分される」
白「せっかく欠けたもの埋め直したばかりやのに」
赤「どうしよ?」
白「このまま大人しく処分されるのよなぁ」
赤「逃げる?」
白「天才!」
青「、、」
赤「まろはどう思う?」
青「えっあ、」
白「思ったこと言えばええんよ?」
赤「そうそう!気を使わなくていいんだからね!」
青「まぁ処分されたくなければ逃げればいいし、処分されてもいいならこのままで居ればいいと思う」
白「まろちゃんはどうしたい?」
青「まろはどうなってもいいや」
赤「えっ?」
青「りうらたちに合わせる」
白「なんで?」
青「うーん?なんとなく?」
赤「そっか、」
白「まぁ今すぐは無理やろうから今日のうちに作戦立てて明日出るか?」
赤「明日!明日ははやすぎない?」
青「まぁでもいつ処分されるか分からへんから出るなら早いうちに出た方がええな」
赤「そっか、」
白「じゃあ出るのは明日でいいか!」
赤「待って、りうら地図ない」
白「えっ?」
赤「本当はロボットには必ず脳に地図を入れるんだけどりうらの病院用に作られたやつだから病院の地図しかない」
白「はっ?俺地図も何も入ってないから捨てられたんやで?」
青「俺はまぁこの辺だけだけど少しは入っとる」
赤「まじっ!」
白「それってどこまで入ってる?」
青「うーん?隣の県までかな?」
赤「じゃあこの県の地図は入ってるってこと?」
青「うん、まぁそうやな」
白「じゃあ問題ないな」
青「てかさ俺ら金もないのに出てどこで住むの?」
赤「確かに、」
白「まぁ寒さとかお腹が空くことな感じないし、どっかの廃墟でよくね」
赤「それはさすがに」
青「ワンチャン公園」
白「じゃあ何処に行くかは出てから決めお!」
赤「そうするか」